トレーニングアシストのインターバルインテンシティの本質とは

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最近パイオニアペダリングモニターのシクロスフィアの機能である「トレーニングアシスト」ばかりやっている。単純に目標のパワーとラップを表示してくれ、自動的にラップも刻んてくれる。私はローラーの上で決められたとおりに、決められただけもがくだけで良い。

ただ、トレーニングアシストが恐ろしいのはその後だ。どれだけトレーニングが「成功」したのか客観的に振り返ることができる。しかも、トレーニングログはWiFiで自動アップロードされるし、ほとんど手間がかからない。私がいつも見ているのは、インターバルインテンシティと平均パワーだ。

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レストをどれだけ苦しめるか

こちらは、わずか1%しか違わないがレスト中のパワーをなるべく220-230wに維持しようとしている。おもうのは、インターバルを辛くするのはメニュー間のレスト時間と、レスト時のパワーが大きく関係してくる。

たとえば、レスト中にほとんど回さずに休んてしまえば回復もしてメニューの高強度にも楽に対応できる。ただ、レスト中のパワーを高めにするとメニューに入った時回復が間に合わないので辛くなる。ただ、レースや今目標とするシクロクロスの場合はインターバルがメインといえど、レスト中のパワーも当然高い。

シクロクロスはコーナーリング中も足を止めないから、ある程度のパワーが必要になる。とすると、インターバルがメインといえどレスト中のパワーも当然高いほうが良い。その分平均パワーは上がる。ただ、どれくらいまで上げればよいかと言われれば「目標パワーが達成できるギリギリ」になるだろう。

それはもはや、10分走(トレーニングアシストのB6)に近づいてくる。インターバルトレーニングは高負荷を出すことも一つの目的だが、もう一方はレスト中の負荷でどれだけ回復を早められるかという観点もある。私の場合は、まだまだレスト中の負荷が高いと「脚が後に来る」から今は出来ても220-230Wだ。

インターバルインテンシティを常に95%に持ってこようとしているけど、レスト中のパワーもコントロールし始めるとインターバルインテンシティが93%とかに下がってしまう。ただ、繰り返しやっていると体は強くなっていくので今後はレストを20秒に短縮したり、メニューを40秒にしたりと考えられる。

インターバルインテンシティはトレアシが勝手に算出してくれる。最近数ヶ月のパワーデーターからMMPがわかる。これらを基準にインターバルインテンシティを算出してくれる。私の場合は30×30ならこんな感じ。

私の場合はパワーと時間を決める。次にレストの時間を決める。そして次にレスト中のパワーを微調整すると、リアルタイムに計算してくれるインターバルインテンシティが95%付近になるように調整する。

たとえば、30×30を330wでやったとして、あと10sec頑張る40×20でやったとすると以下のようになる。あえて一区切りを一分にしたいのでレストは10秒短くした。

レストが短くなるのでその分レスト中のパワーも下がる。こんな感じで「インターバルインテンシティ」を基準にどれだけ追い込むか決めてから、私はメニューを調整している。本質は「どんなメニューをやったか」ではない。身体の限界値を繰り返し挑む。

限界まで追い込むための種類や、負荷のかかり方が「ペース」なのか「インターバル」なのか「インクリメンタル」なのかで身体への影響が変わってくる。結論は「強くなるためにはつらい思いをしろ」なのだ。最後は伝説の名選手のこの言葉で締めたい。

どれだけ練習しても、走るのは楽にならない。ただ、速くなるだけだ。

– グレッグ・レモン –

トレーニングとはいくらやっても辛さからは逃れられない。しかし、速くなる。ただ、辛さからは逃れられない。結果、追い込んだ基準がインターバルインテンシティで数値化される事はとても重要なことである。そして、その値はそれぞれ一人ひとりの中にある。

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