2018 関西シクロクロス C1 桂川 千秋楽

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Photo: Kei Tsujiさん

ついにこの日がやってきてしまった。初戦を振り返ると、遠い日のようだ。りんくうステージは中止になってしまったから、実質の初戦は紀ノ川。思えば、あのときが一番先頭パックに食らいつけていけていたような・・・。10月29日からあっという間の約3ヶ月だった。

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Photo: Kei Tsujiさん

今年はシクロクロスをしっかり走ろうと調整をしてきた。年間総合10位は達成できなかったけど、去年よりは少しはマシにシクロクロスを走れたと思う。少しは成長しただろうか・・・。気をつけることはリザルトを安定させること、オーバーペースにならないこと、うまい人が居たら、なるべく一緒に走ってまねすること。

今日も途中チームのたっくんにウネウネ区間を先行してもらって、走り方を学ぶ。この歳になって、学びがあることが本当に楽しい。やはりテクニック面はどうにかしないといけない問題だ。体力面では、まだまだこれからだから。ああ、なんか千秋楽ということで、いろいろと湧き出てきてうまくかけない。ちょっとレースの記録を書こう。

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桂川 C1 17位

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今シーズンはウォーミングアップ専用ローラーを導入した。というのも今までのローラーはセッティングが面倒で、持って行って使わないという暴挙が多かった。最近はしっかりウォーミングアップをしてレースに備えていた。といっても体を温めるだけだから、もう少しアップ方法は考えないといけないな。

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最後だからと特に特別な思いも持たず、集中してスタートを切る。スタートはたっくん、コッシーに挟まれてスタート。スタート職人のコッシーが出遅れるも、すぐにパスされてしまう。なんと私はダッシュ弱いのだろう・・・。そもそもスプリントも弱いよな・・・。ただ、直線が長いからその分あとから捲るという感じで第一コーナーに突っ込む。

今日はいつもの桂川と違ってドライ。

の割には、ちょくちょく細かいところで離される。2週間1回もシクロクロスバイクに乗っていなかったので、ちょっと慣れるまで苦労した。バイクのコントロールが雑だった。反省。

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Photo: Kei Tsujiさん

今日も、要所で観客がすごい。応援も全区間で聞こえてくる。さすが最終戦だ。最近は女性の応援も多い。時代も変わったもんだ・・・。途中パックに入って淡々と走る。今日は直線でドラフティングが相当効く。しかし、立ち上がりが結構きつくて、ダッシュを繰り返す。

ほんまにきつい。

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Photo: Kei Tsujiさん

いつもどおりのパック(笑。にしてもバリアー超えるのうまくなったと思う(時分比 バイクと体をシンクロさせて走る、そんなイメージができるようになった。バイクがしっかりと体に着いてきてくれるように丁寧に操る。「そっと置く」「そっと乗る」「転ばない」そうするとメカトラブルも少ないように思う。

走っていても、毎週回左が良いかな、右が良いかなとコースを変えるような、考えて走られるようになった。最速のラインは、ミスが少ないラインは、どうやったら前との差を詰められるか、限界ギリギリのところで考えながら走る。

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Photo: Kei Tsujiさん

とても軽やかにシケインを超えられるようになった。

私は合わない機材、合う機材がかなり顕著に出てしまうのだけど、TREKのBOONEは本当に良いバイクだ。乗りやすいし、ジオメトリーも最高。3シーズンも同じバイクに乗るだなんて、私にとっては異例のことだ。それほど良い。フロントだけスルーアクスルにしたいけど。

ステムを10mm短くして、サドルをもっと引きたい。ハンドルはTIME ERGO FORCEの420。振動吸収と、おそらくカーボンハンドルで最も頑丈。

CXは頑丈な機材が良い。

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Photo: Kei Tsujiさん

今日はコッシーパックから離されたり、追いつけたり。ウネウネセクションでどんどん離される。詰められる場所でどんどん詰めていかないと、離される一方。どこで詰められるか考える。やはり直線しか無いな。残る直線は、階段超えたところ、シケイン先、ゴール前折り返し、ゴール前。

60分を過ぎてかなり脚を削られていて、最後にスプリントになったらちょっとわからないなと思いながら徐々に詰めていく。ガラパさんが最終周回「コッシーとなんかやってるぅ〜」とアナウンスしているのが聞こえる。ピットからも応援が聞こえる。みんな楽しそうだ。

トップには絡めないけど、いろんな競り合いが所々である。

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Photo: Kei Tsujiさん

最後は辻啓さんの応援に刺激を受けて、なんとか離されないように食らいつく。出しきって終わろうと決める。これが最後や。

最後は全開スプリントで。やっぱり一緒に競り合える人が居ると楽しい。コッシーやたっくんのおかげで毎レース、毎週レースが楽しみだった。「レースが楽しい」って正直なところロードにはそういう気持ちは沸かない。では、なぜロード走るんだろう?って思う。

なんでだろう。

今日でシクロクロスシーズンが一区切りだから、余計にしんみりしているのかも。毎週楽しみにしていた事がまた無くなる。んでも、「もう少しやりたい!」ってぐらいでハシゴ外される方がモチベーションも維持できるやろ。と、最終周回の折り返しで考えていた。

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ごろんと、最後は倒れる。

帰りの車の中で、「最後刺してしまった申し訳ない。。」と思ってしまい、やはり本質的には選手はむいていないんだろうと思う。どこか、子供の頃やってたような競って、楽しい、あんな感覚が好きなんだわ。

総合10位以内は達成できなかった。リザルト上の最高順位は10位。うーむ一桁は遠いね・・・。次シーズンはもっと安定して、体調管理をして、上を目指したい。テクニックも、何もないところからいろんな人に教えてもらいながら、少しずつ上達していくしかない。

来年はもっとレベルアップして戻ってこよう。さて、そろそろロードの世界に戻る時間が来たようだ・・・(いやだな(;´Д`))。

今年はRINGOROADで走らせてもらった。シクロクロスバイクとMTBをはじめて買ってから、ずっと私のメカを見てもらっている。毎レース、メカニックの坂口さんとゆうくんに、いろんな機材のフィードバックをしている。タイヤ選定、バイク、良い機材と・・・、実際にかなりのノウハウをメカニックの2人は持っているから、是非MTBやシクロクロス、ロードのことまで聞いてみてください。

今はロードのTIMEや、S-WORKS TAMAC、ROVALとすべての機材を任せてます。今年も自爆以外、ノートラブルで終えられた。やっぱりオフロードはメカニックがおらんとあかんわ・・・。今年は、同じチームのシケイン飛ぶバニーホップ良平さんがエスキーナ賞、優勝はヨシ君、CL1 2位。RINGOROADの店長さんも、メカニックさん達も世よろこんでた。

RINGOROAD FACEBOOK お店に是非遊びに行ってみてください。

今シーズン、本当にいろんな方に応援をいただき、本当にうれしかった。ロードとは全く違う、ほんと楽しい世界。これもそれも、京都車連の方々の運営と、協力してくださるマーシャルの方々あってのこと。だからこそ、京都車連の方々の神運営には頭が下がります。

来年も、よろしくお願いいたします。1シーズン応援ありがとうございました。

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また来年!(今年な!)

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