新型冬用セパレートワンピースとデザイナーコラボ BLACK MANBA発売!

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お前があきらめるということは、だれかが勝利を手にするということだ。
コービー・ブライアント

NBA史上最高のプレーヤーのひとり、コービー・ブライアントの言葉である。バスケットボールのプレーヤーの言葉であってもサイクリストに響くものがある。5度のNBAチャンピオン、18年連続のオールスター選出、4度のオールスターMVP。コービーほどのトップスタープレーヤーであれば、才能の塊だと誰もが想像してしまう。しかし、実際はそれに甘んじず「ワーカホリック」といわれるほど練習に打ち込んでいた。

引退までNBA屈指のプレーヤーであり続けられた秘訣は、努力以外のなにものでもなかった。NBAのトッププレーヤーにもかかわらずチームの練習がない日にも1人だけで練習したり、 誰よりも早く体育館に到着して自主メニューをこなしたりとコービーの努力にまつわるエピソードは山ほどある。スーパースターへと昇りつめた選手の裏側には、誰も知りえなかった影の努力があった。

恵まれた才能を持ち合わせながらも、努力を怠らずトッププレーヤーとして活躍したコービーの精神をデザインに落とし込む。無形の「概念」をデザインとして描き出す。その挑戦が今回のテーマだ。前作「CYPHER ペンローズ」とは全く違う方向性。バスケットボールは畑違いの競技だが、勝負の世界で戦うトッププレーヤーをリスペクトした想いを、ていねいに拾い集めてデザインに落とし込んでいく。

CYPHERブランドを手掛けるRyo Okamoto氏は、コービーの生き様と数々の逸話を想い描きながら、スケッチを始めた。

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BLACK MAMBA

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「ブラックマンバはものすごいスピードで移動しながら、99%の正確さで獲物を仕留めることができるんだ。そういう速さと正確さに惹かれてね。」

コービーは自身を「BLACK MAMBA(ブラック・マンバ)」と呼ぶことを好んだ。最強の毒蛇の名だ。Ryo Okamoto氏は、BLACK MAMBAの特徴がロードレーサーたちと似ていることに気づいた。BLACK MAMBAは環境を選ばずさまざまな環境で生き抜く。坂の上りもうまい。移動速度は速く、最も速く動ける動物と言われることもある。瞬発力も他のヘビ同様優れており、攻撃は非常に素早く、また正確である。

サイクリストを直接コービー・ブライアントに例えることは難しいが、ブラックマンバの特性はレースを走るサイクリストそのものだ。表向きのデザインは「BLACK MAMBA」だが、隠された裏の意味はコービーだ。デザインは出来上がってしまえばそれまでだ。出来上がるプロセスには必ず物語がある。ジャージデザインのコードネームは決まった「BLACK MAMBA」だ。

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Ryo Okamoto氏は秋ごろから、何パターンものデザイン案を書き上げた。

イメージの源泉はコービーが使うナイキのシグネチャーシューズだ。ブラック、ゴールド、パイソン柄という特徴的な3つの要素をデザインに落とし込む。

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結果的にブラックカルチャーを源流とするCYPHERを象徴するカラーでもあった。そしてコービーが残した数々の言葉の中から、僕らサイクリストにも響くメッセージをウエアに刻むことにした。

勝負にこだわるコービーらしいメッセージを、走っている最中でも互いに確認しあえるようにと。

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体をきつくしばり付けるようにデザインされたパイソン柄は、からだのシルエットを細く見せる効果がある。苦しむことを好むサイクリストを縦横無尽にしばりあげるデザインが体全体にあしらわれている。背中書かれた言葉はあなたが先頭を引くことを強要する。辛いローテーションを拒否して楽に走るサイクリストに向けたメッセージがさり気なく書かれている。

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今回のジャージデザインに合わせてCYPHERロゴも変更された。Ryo Okamoto氏の遊び心が感じられる。

「BLACK MAMBA」という一つのキーワードから表現されたデザイン自体が、鍛練と努力を重ねるサイクリストへ送られるメッセージだ。才能のあるプレーヤーですら狂人と呼ばれるほど努力を重ねている。そうであれば、私たちがトレーニングをやらない理由はなんだろう。

そんな自問自答を重ねながらこの冬、自分自身と向き合うには都合のいい。冬の間は蛇は冬眠してしまうが、サイクリストたちは遠い春を目指してひたすら走り続ける。だからこそ、冬用のセパレートワンピースにBLACK MAMBAを落とし込んだ。

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新開発 冬用セパワンをベースに

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「シューズの底を1mm削ってくれ。1/100反応が速くなる」

実際にコービーがナイキに要求したことだ。無駄を極限まで省く。自分自身にもストイックであったが、プレーの屋台骨をささえるシューズにも情熱はそそがれた。同じようにサイクリストの走りの屋台骨はバイクとウエアだ。冬用ウエアへの想いと改善案をSUNVOLTに要望した。サイクリストが冬の間も走りやすく、トレーニングしやすいジャージを作りたい。

「冬は寒いし動きづらいから走らないんだよね。」という言い訳をできないようなウエアを作りたかった。「冬用セパレートワンピース」はそれをかなえてくれる。セパレートワンピの構造は冬こそ活躍する。セパワンはパンツのビブがなくなって、軽量化とフィット感が向上した。

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どう考えてもビブは不要だ。ビブの分だけ重ね着していることになって重量も増すし、段差も増える。私には無駄な造りだった。このセパワンの構造をまるまる冬用として活用する。そして冬用セパワンの最大の特徴は「冷たい外気が入り込んでくるスペースがほとんどない」ということだ。

冬用のジャケットはどうしても背中や腹の下から空気が入り込んでくる。そしてエアロダイナミクスの観点から考えてみても冬用ジャケットは抵抗が大きい。セパワンはウエットスーツのようにあらゆる外気の入り込みを遮断する。コービーのように無駄を省き続けた開発の結果生まれたのが、「ウィンターセパレートワンピース」だ。

このウィンターセパレートワンピには以下の特徴がある。

  • 外気が入り込むスペースが少ない。
  • 高い保温性。
  • 優れたエアロダイナミクス。
  • ウエア全体が軽い。
  • ビブなどの段差がない。

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冬用のセパワンはエアロダイナミクスも、保温性も、空気の出入りも、高い次元で融合している。寒さの調整はインナーウエアで行う。私はモンベルのジオラインLW,MD,EXPを使い分けている。デザインと機能が融合した冬用セパワンはサイクリストの冬のライドを豊かにしてくれるはずだ。

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BLACK MAMBA 受注生産

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SUNVOLTの新型冬用セパワンとBLACK MAMBAをモチーフにしたジャージの開発には長い時間がかかった。そして今回のBLACK MAMBA冬用セパワンの問題は価格だった。

ラファやカステリにも「冬用ツナギ」がラインナップとして存在しているが、その価格は50,000~63,000円と値が張る。気軽に買えるような値段ではない。パールイズミですら冬用のジャケットは2~3万円、タイツも同じような値段だ。上下のセットを考えると5~6万円はくだらない。冬用のウエアは使用頻度の割に高価なのがネックだ。

しかしこの値付けが適正価格だとはまったく思わない。ブランド物はプロモーションやプロ供給、セールで投げ売りすることを考えた「ゲタをはかせた価格」だ。そのような業界の流れに嫌気がさしていたから、新型セパワンは初めからお求めやすい適正価格にして、いろんな人にこの冬に使ってほしいと思った。

だからこそBLACK MAMBAセパワンは「25,900円(税抜き)」に設定した(もちろんセパワンなので上下つながったセット)。考えたら相場の半値だ。というのも自分が買うならこれぐらいの値段ならば気軽に買ってもいいと思ったからだ。SUNVOLTやデザイナーさんにとっては少々困るが、単純に上下で考えればジャケットが12950円、パンツが12950円ということになる。

学生でも落とし玉で買える値段だが、性能と他のブランドでは全く見かけないデザインは価格以上の価値がある。SUNVOLTの生地屋としての強みと、Ryo Okamoto氏のデザインが融合した「BLACK MAMBA」を身にまとえば、いままでとは全く違った冬のライドが待ち受けているはずだ。

今回も完全限定生産。予約は2018年12月27日まで。


《予約販売分》CYPHER BLACK MAMBA ウィンターシールドセパレートワンピース

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