ウィキペディア見ても詳細が載っていなかったので
循環器と呼吸器系に関する論文を検索。
■肥満系
・一つ目
肥満男性(BMI 26kg/m2以上)30名(試験群15名)を対象とした
二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、
コレウス・フォルスコリ抽出物(フォルスコリン10%含有)を250mg×2/日、12週間摂取させたところ、
体脂肪量の低下と血中遊離テストステロンの増加がみられたという報告がある
※この現象についてはさらに詳細な検証が必要である。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16129715?dopt=Abstract
・二つ目
軽~中程度肥満 の女性(BMI 25-35 kg/m2)19名(試験群7名)を対象とした
二重盲験無作為化プラセボ比較試験 において、
コレウス・フォルスコリ抽出物(フォルスコリン10%を含有)250mgを2回/日、12週間摂取させたところ、
体重低下は認められなかった
が、
空腹感と満腹感が低下したという予備的な報告がある
※この現象についてはさらに詳細な検証が必要である。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18500958?dopt=Abstract
■循環器・呼吸器
フォルスコリンは、特発性うっ血性心筋症に対して、静注する場合に有効性が示唆されている。
特発性うっ血心筋症の患者において、
フォルスコリンを静脈内投与(0.5μg/kg/分から始め、15分間隔で1.0, 2.0, 3.0μg/kg/分と増量)すると、
心拍出量および肺動脈圧が改善したという報告がある
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=1696672&dopt=Abstract
・フォルスコリンは、喘息に対して吸入する場合に有効性が示唆されている喘息患者において、
スピンヘラー吸入器でフォルスコリン粉末(10mg)を単回吸入投与すると、
喘息患者の1秒間の強制呼気肺活量が上昇したという報告がある
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8422745?dopt=Abstract
見ていて飲みたくなる一般向け解説(商品売る向け?)
論文検索とか、休日も仕事モード・・・。
さて自転車組み上げよ。