ショップでよく見かける「あのバイクスタンド」をインプレッション

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photo: ギザ プロダクツ

ショップでバイクのディスプレイによく使用されているこのバイクスタンド。前輪や後輪を挿し込むだけのシンプルなバイクスタンドだ。室内や野外を問わずバイクを立てて保管しておける優れモノである。

ホイール経やタイヤ幅も気にすることもなく、ロード、MTB、CXとほとんどのバイクに使うことができる。

これまで、後輪のシャフトを両方から挟み込むタイプや、 B086D3ZMWF
チェーンステーとシートステーに引っ掛けるタイプを愛用してきたが、

B07YLMTS9M

ディスクブレーキ化にともない使い勝手が悪く感じていた。スルーアクスルは、レバー自体がなくなったし、シートステー式は複数台のバイクを所有していると取っ手の高さをバイクごとに調整するのがとても面倒だった。

photo: ギザ プロダクツ

本製品ならば、タイヤをパイプの間に入れるだけでいい。スポンジが付いているので傷や干渉音も生じることもない。スポンジは上下に移動できるので、所有しているバイクのホイール経に合わせて好みの位置に合わせることができる。

ロードバイクやピストバイクだけであれば、別途パイプ用保護スポンジを取り付けて経をさらに太くして固定するといった使い方も可能だ。

MTBタイヤの2.5まで対応。

なにより、室内保管を行う場合にバイクを差し込むだけで固定できるのが良い。サッとバイクを抜き出して練習に行くことができるし、帰宅後もサッと差し込んでおくだけでいい。

私は遠征時にも使用しているが、本体は2つに分離することができるため車内の積み込みにもじゃまにならない。押し込み式のパイプ固定方式を採用しており、分解に工具も不要、ボルトなども一切使用していないため女性でも手軽に分離できる。

photo: ギザ プロダクツ

本体はスチール製で重量は1.63kgだ。少々重いが、逆にこの重さが安定性に一役買っている。

類似品も多数出ているが、「パイプパッド」が付属、「工具不要」「ネジやボルトなし」で絞っていくとGIZAプロダクツのKP449A バイク スタンドが作りもよく、ショップでの採用実績もあるので購入した。

シャフト挟み込みタイプや、フレーム引っ掛け式タイプを使っていた方もこの差し込み式のスタンドを試してみてほしい。タイヤ幅やホイール経問わず、タイヤをただ差し込むだけの手軽さを知ってしまうと元には戻れなくなる。

そればかりか、練習に行く際のバイクの出し入れの手間が減り、片付けも簡単になるのでより走りに行く機会も増えるかもしれない。

 

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