- UCI規定の中で最速を目指した
- BBはスレッド式、フロントシングル化
- FDは1x, 2x対応でハンガーは取り外し可能
- ひゃくごじゅうまんえんおーばーと安い(錯乱)
ついにSHIV TTが刷新された。かねてから噂されていたとおりディスクブレーキ仕様で登場することになる。現在のUCI規制の限りで可能な限り空力を突き詰めたシェイプは、これまでのTTバイクとは異なりやや細身のフレームが印象的だ。
VENGEの設計でも使用されたFreeFoilシェイプのライブラリから、重量、剛性を融合し、可能な限り最速のバイクを目指し設計されたのが今回のSHIV TTだ。
そして驚くのが「フロントシングル仕様」である。
新型SHIV TTの完成車は空力性能をとことん追求するためフロントシングル構成を採用している。コンポーネントは新型SRAM RED 12速で10-28Tスプロケ、クランクは50Tだ。フロントメカなしでShivを最適化しているのだが、2xにも対応しておりフロントディレイラーハンガーは取り外し可能な設計と至れり尽くせりだ。
そ、そしてついに・・・、何年も待ち望んだ「BB規格」のリニューアルである。ついにSHIV TTのBBに「BSA Threaded,」の表記が・・・。何度も言いますが、ついにBSA Threadedです。ネジ切りの時代が戻ってきました。これだけでも買う価値あるぐらい・・・。
ジオメトリも刷新され、リーチは大幅変更された。ジオメトリのリニューアルは、新型Shiv TTの最大の変更点でもあったようだ。何年も蓄積したRetülデータとプロのライダーデータから最適化を図り、1からジオメトリとフロントエンドの設計をやり直した。更新されたスペーサー、ブリッジ、そして肘掛けはフィットを固定し、安定性と高めることに成功した。
一方、ワンピースのバーとステムはフロントエンド部分を軽量化し全体的なバランスを高めることに寄与している。
- XS 378mm
- S 390mm
- M 405mm
- L 420mm
なお、価格は12.499,00ユーロで日本円で150万円ほどだ。
国内の発表はまだだが、海外ではすでに発表されており販売が今から待ち遠しい。にしても、シングル化じゃなくてやっぱり55Tとか使いたいからフレームセット買ってと考えてしまうが、にしてもねじ切りはすげー嬉しいわ!