かなり「誰得」な内容になってしまうのだけど、自分用にメモ。来年はまた違う感じになってしまっているかもしれないし、また新しいことしているかもしれない。そして、確実に正しいことをしているわけでもない内容。それゆえ、おすすめできない内容ながら、自分がやったこと、置かれていた状況などを書き記しておこうと思う。
練習
練習メニューはこれといった定石がない。面白くもなんとも無いが、メニューは変えてない。
- SST 25min x2
- 30秒 x 15秒 x 13本、3セット
やったのこれだけ、終わり。
自分にあったメニューを手探りで見つけるか、限界まで追い込み続けるか、とにかく辛い負荷をどれだけかけられるかにあると思う。
今年から朝晩共に時間に制約があるため、限られた時間の中で効率的かつ集中的にメニューをこなした。鬼門だったのが、朝だ。出社前に2歳と4歳の子供2人にご飯を完食させ、着替えをさせ、ママチャリで別々の保育園に送り届けたあと、ダッシュで出社する。
迎えは妻が行ってくれるが、朝はこのイベント前にローラーをやるため朝の起床時間が4時台になる。会社からの帰宅もおそいため、夜のローラーは40分間30秒x15秒インターバルをし続けて、夕飯は取らずに45分後に寝るという生活。
それでも、家族を最優先という事を守り、かつメニューを時間通りにこなせた。毎回ブログで書いているけど、自宅では「TV」、「携帯」、「パソコン」はホンマ時間を溶かして無益なクソデバイスなのでほとんど見ないようにしている。見るのは子供と妻の顔をできるだけ見て話すように。
ブログは、文章の構成をMindmeisterでマインドマップ化しておき、その後マークダウン記法にコンバートして、行き帰りの電車の中でフリックで一気に書いた。限界まで効率化しないと間に合わない。
意外と、時間がない方が集中できる。まぁ、今回のニセコの感じだとなんとか続けられそうなことがわかった。
カーボローディングと補給
ニセコクラシックで毎年やっているカーボローディングは、特殊なローディング方法なので全くもっておすすめしない。デキストリンだけでローディングする方法で”ご飯”なるものは3日間でほぼ食べない。水とデキストリンだけで最小限に糖質だけを取るという苦行。
ローディングのペースは、1時間あたり60g~80g程度を目安に糖質だけをゆるやかに供給し続ける。移動や、準備の合間をぬってローディングする。
全然おすすめしない。
- 金曜日:自作デキストリン200gと水500mlを朝昼晩3回に分けて合計600g摂取
- 土曜日:自作デキストリン200gと水500mlを朝昼晩3回に分けて合計600g摂取
- 日曜日:レース当日の朝3時間前に自作デキストリン200g
ボトルに自作デキストリン150g x 2本
ジェルに自作デキストリン200g x 1本
カフェイン 400mg
ミトロング 6粒
EAA 10g
プレワークアウトブースター 14g
レース前は気合が入っているのでEAAを水でビルダー飲みできる領域に達する。この「EAAを水でビルダー飲み」は分かる人にしかわからない。
デキストリンだけで1.9kg取ったが、明らかにやりすぎという感じ。角砂糖換算633個なわけだから、明らかにやばい。しかし、これだけ飲んでもレース後に体重が1kg近く減っているわけなので、やはりロードレースは過酷。
4時間さえ持てば何でもよくて、肉だとか、野菜だとか、塩分の多い味噌汁だとかは排除すべきだった。可能であれば、口からじゃなくて血液に直接、点滴かなにかでブドウ糖を入れられればいいんだろうけど、そこまでしたら人間としてどうかと思うので口からデキストリンを流し込んだ3日間だった。
これまで試してきた糖質のブレンドです。
体重の推移
- 金曜日:朝56.3kg、ローディング後の夕飯前風呂上りで56.7kg
- 土曜日:57.7kg
- 日曜日:58.3kg
- 日曜日レース後:57.2kg
反省としては、土曜日の夕飯で我慢できずお米食べてしまったこと。レースの4時間だけエネルギーが枯渇しなければいいだけなので、不要なご飯を取ってしまったのは単に「食べたい」という欲求を満たすだけでマイナスだった。
とはいえ、正直デキストリンローディングは、朝昼晩飯のご飯をレース会場の現地で探す必要もなく、決まった量を、決まった時間内で飲み続けるというだけの手軽さがある。レース前は美味しそうなご飯を見ると、ついつい食べてしまうのでそういった誘惑からも遠ざかる。
ただ、慣れていないとメンタルが崩壊するので全くおすすめできない。
まとめ:やることは変わらないが・・・
やることは対して変わっていないが、練習以外の優先度が高い普段の生活部分をどうやりくりするのかがキモだった。まず、おすすめなのが携帯とTVとパソコンを家で使わないこと。これにつきる。いくら時間があっても終わらない、悪魔のデバイス。
できるだけ、子どもたちや家族との時間を優先して取って、おっさんの適当な趣味はほどほどに、それでいて何かしらの成果を出せるように効率のよいトレーニングなどを今後も続けていきたいと思う。
正直なところ、自分がやっていることは正しいのか、正しくないのかわからない。また来年違うことをやっているかもしれないが、今年と昨年は寸分狂わず同じローディング方法だった。だから、結果的には成功していると思っても良いのだろうか・・・。
なお、フラスコはこれ。