【速報】TARMAC SL8発表!685g、完成車6.6kg、ピーターデンク氏が開発!

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image: SPECIALIZED

世界選手権のまっただなか、SPECIALIZEDはTARMAC SL8を発表した。新型TARMAC SL8は、AETHOSに迫る軽量性とVENGEを超えるエアロダイナミクスを備え、オールラウンドバイクの定義を極限まで高めている。

「世界最速のロードバイク」

SPECIALIZEDはそう明言した。SL8の開発者はAETHOSのピーター・デンク氏だ。

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TARMAC SL8のスペック

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  • 完成車重量:6.6kg
  • フレーム重量:685g(S-Works)
  • フォーク重量:358g(S-Works)
  • エアロダイナミクス:Tarmac SL7(40キロ)より16.6秒速い
  • 最大タイヤクリアランス:32mm
  • フレームサイズ:44、49、52、54、56、58、61
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フレーム重量は685グラム

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軽量モデルのAETHOSからの技術流用でSL8は685gの重量を手に入れた。フレーム別の重量は以下の通りだ。

  • 44:640g
  • 49:645g
  • 52:660g
  • 54:670g
  • 56:685g
  • 58:705g
  • 61:725g
  • フォーク:358g

S-Worksフレーム(サイズ56)はわずか685グラムだ。SL7の実測重量である857グラムより約170グラム軽い。キャノンデールのSuperSix Evo Lab71のハイエンドフレームの重量が770gだ。軽量化戦争はSPECIALIZEDに軍配が上がりそうだ。

TARMAC SL8は合計すると、S-Works Tarmac SL8の最軽量バージョンはUCI重量制限を下回り、6.6kgになるという。

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エアロダイナミクスの最適化

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空力改善のほとんどは、新型ハンドルバーによるものだ。

SL8は40kmの走行距離で先代モデルより17秒近く速いと言われている。TARMAC SL8は、SPECIALIZED史上最速だという。当然ながら、Vengeエアロモデルをも凌ぐ。

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平地では、SL8は19.1秒速く走れる。平均すると、時速40kmで16.6秒速くなる。現在は販売されていないヴェンジと比較すると、新型ターマックは坂道で明らかなアドバンテージを持つ。

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特徴的なヘッドチューブ

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SPECIALIZEDは、新UCIレギュレーションを採用しているが、あえて薄いチューブ形状を避けた。ダウンチューブとシートチューブが空力的にみえるが、フレームのこれらのポイントでは空気の乱流が発生するため、空力的なメリットはほとんどないという。

ヘッドチューブは「スピードスニッファー」または「ノーズコーン」と呼ばれている。この変わった形状の背景には物理的な利点がある。ヘッド前部の膨らみは、フレームとライダーにより効果的に気流を流すために設計されたという。

重量に対するステアリングヘッドの剛性を示す剛性対重量係数(STW)は、SL7よりも30%以上向上しているという。新設計のエアロポストがサスペンションの快適性を高めており、SPECIALIZEDによれば6%向上しているという。

SL7はすでに公道で非常に安定しており、競技用バイクとしては平均以上のサスペンションを備えていると同社は謳っている。

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ジオメトリ

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新型TARMAC SL8のジオメトリー表。ジオメトリはSL7と異なる値だが実際には同一だ。ヘッドチューブ形状が特殊なためこのような数値になっている。

Tarmac
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