自転車競技のためのフィロソフィーを読んで、自分は間違えていたのだろうか、と考えていた。
93pに
距離を乗り込まなければならない?
というQ&Aがある。
アンサーとして、常に実施する必要はない。
とあり、
ある程度の競技レベルに達していれば、乗り込みを目的としたトレーニングの重要性は高くない。
とのこと。
なので、乗り込まなくてもいいやと考えてしまうのは少し違うと考えている。ここで言うある程度の競技レベルとは、どの位のレベルをさしているのだろうか。
土井選手、はたまた、JPT、JET、ホビー?
私の体験を話すと、一昨年距離を乗り込まずにインターバルや10minだけやってた。距離は500km-1000kmといったあんまり走ったとは言えない距離。
結論からいうと、あまり競技レベルは上がったとは言い難い。というか、そもそも競技レベルとはなんだろう。
競い合う技と書いて競技。そしたら、ロードレースの場合、最終局面まで集団で勝負できるか、大逃げかますか、レースで最後のゴールスプリントまで絡めて始めてある程度の競技レベルと言えるんじゃないのかなと勝手に整理する。残れてなかったら、そのカテゴリで勝負がそもそもできないという、力不足を感じる。
それでチーム変態様方のアドバイスや、話を聞いて、12-3の四ヶ月間冬の間ひたすら乗り込んだ。夜練禁止令が当時発動されて、河川敷に三本持って行ってゴロゴロしてたのが良かったのか、とりあえずE2レベルなら10位以内をウロウロできるようになって、得意じゃない比叡山のヒルクライムもシングルだった。
ところが、ブログを読み返すと、距離しか走っていない。
本当に距離は乗り込まなくてもいいのか?どうなんだ?
やっぱりそうは思えないのである。
経験、体験した事から言わせていただくと私程度の
『競技レベル』
ならば距離を乗る事による恩恵はまだまだ大いにあると言える。
毎月2000kmは最低ノルマとし、冬は3000kmをしたとしても、まだまだ自分の場合は恩恵があるように思える。
少なくとも、自分の体はそうなっている。だから、遠回りかもしれないけど、体感できる結果が得られる間は、
走り続けたいとおもう。
重要なのは自分がここで言われているある程度の競技レベルなのかどうか、
見極めて自分を知る必要がある。
過大評価はスポーツに限らず必ず裏切る。