新型シマノチェーンCN-HG900 全SIL-TEC処理と左右非対称に

シマノは昔からチェーンを密かにアップデートする。微妙に型番が変わったりするわけだが、今回は大幅にデュラエースグレードのCN-9000がアップデートがされ、CN-HG900となった。前作からどのような違いがあるのか見て行く。

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チェーンは全面SIL-TEC加工へ

前作のCN-9000にも施されていた超低摩擦表面処理「SIL-TEC」をCN-HG900では新たにローラー部にも採用している。SIL-TECとはどのような技術なのだろうか。

単純に言うと、フッ素加工が施されている。本加工を施すことにより摩擦係数を減らすことができる。しかし、本加工の弱点はその定着性にある。加工自体の耐久性がもともと低く長時間その効果を発揮しづらかった。

それらの耐久性をフッ素の分子レベルで定着しやすくしたのがSIL-TECである。SIL-TECはチェーン表面にフッ素の分子を固定し、長時間使用しても効果を発揮する。結果、低い摩擦係数とドロなどダストにも強くなった。

CN-HG900はこの加工をチェーン表面から、ボール部にまで施している。重量は247gだ。

CN-HG900のドロ耐久性

加工自体が低い摩擦係数を持っているので泥などの付着もしにくくなっている。

まとめ:シマノチェーンの小さなアップデート

今回新たな加工により低い摩擦係数になった。チェーンは左右非対称になり形状になり、ロード/MTBと共通設計になった。新型のCN-HG900の登場により下位グレードアルテグラグレードのアップデートもされている。

アルテグラグレードのCN-HG700はプレートのみSIL-TEC処理となるが、左右非対称の形状は踏襲している。

ここで一つ、既存ユーザーに残念なお知らせがある。10SのチェーンCN-7901が廃盤になる。いよいよ、シマノが10Sのシステムから11Sに移行することになるのだろう。

シマノは常に改良と改善を加えているので、それも時代の流れかもしれない。自転車の駆動部分の抵抗で一番大きな部分を占めるチェーン。大事なレース前、チェーンだけでも最上位のものを使って、限りなく抵抗を減らしてみたい。

その1%の積み重ねが僅差での勝負を分けるのだ。

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