Made in china以外のサイクルウェアを選びたい理由

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自転車ウェアのほとんどはMade in Chinaだ。人件費も安く大量生産できる。そして物価が安い中国に工場を持つ利点は大きい。だがチープに感じてしまう物が非常に多い。中国で作り最後の仕上げだけ台湾で行い、いくらかお布施(税金)を払うと「Made in Taiwan」の称号が得られるお粗末なTaiwan製品(中国製)も世の中にはある。

諸外国で「Made in Japan」の評価は高い。理由は日本人のもの作りと、器用と繊細さ。だが「国産製品」はいつしか手の届かない高級製品へシフトした。そんな中、「Made in Taiwan」が「Made in Japan」に次ぐブランドになろうとしている。
※人件費も高騰している。

先日林店長と、楕円チェーンリングについて談義していた。そのときに台湾製品の話に。目の前には「Made in Spain」の「ROTOR Q-rings」と「Made in Taiwan」の「RIDEA」が並べられている。いづれも楕円チェーンリング界のツートップだ。林店長は金属系の専門家と伺っている。これらの楕円はどのようにして加工され、製品化しているか表面の「状態」から教えていただいた。
林店長との楕円チェーンリングにおける金属加工の話は追って紹介したい。

話はずれたが、昔履いていたスタンスミスもMade in Taiwanですごく長持ちし、よりいっそう好きになった。色んな物を使い、経験則としてTaiwanで作られた製品は「良い」と言える。電子機器や、普段使う靴と一定のパフォーマンスがあるので「信頼」を得られる。私が電子機器で好んで使っていたマザボもASUS、そしてカニさんマークのRealtekだ。そして高効率の二重楕円RIDEAも。(←ステマ入ります)

冬用ウェアを探した際、自転車のウェアでTaiwan製は有るのか気になった。パールイズミ、ほとんどのメーカーが中国製である。自転車ウェアでTaiwan製といえば、後期のサンボルト製品が思いつくが、その他にも無いか探した。海外のメーカーは一部の高級ウェアを除き、全てMade in China。むしろそれが普通だ。探していくとある国産メーカーにたどり着いた。

製品を確認して、首のタグに記載された産地(made in taiwan)を見てやはりとおもった。他の製品と違う。Made in Taiwanのその製品は小さなギミックから、全体の作り、裁縫、素材と抜きん出ている。
ブランド名は知ってたが知り合いで着ている人は皆無。だから最終確認は、梅田店おしゃれ担当さんちゃん(大手セレクトショップからシルベストへ)に当製品の作りをアパレルのプロから見てどうか確認。

大事なことだから書く。世の中には様々なウェアが存在している。品物をあつかう店は「売る」必要がある。利益を出すことが会社の至上命題だ。今この製品を良いと言った次のお客様には、別の製品が良いと言わざるおえない時がある。

その裏を聞き出したい。

だから、いろいろ話をして本当に良いものだと理解できた。そして私は3年ぶりに冬用ウェアを買うに至った。選んだメーカーと製品は本日中に紹介する。

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