【超軽量307g】SRAM RED + Mageneパワーメーター 中華カーボンクランクよりも軽いのに安いんだが・・・。

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新型SRAM RED E1 + Magene パワーメーター

SRAM RED E1のクランクが優秀過ぎる。

先般の記事において、パワーメーターとチェーンリング一体型のSRAM REDクランクセットは、機材としていかがなものかという指摘をした。ユーザーの事を何にも考えていない機材だと思った。しかし、クランク単体はとても素晴らしい機材のようだ。

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新型E1のクランクは圧倒的に他社製品よりも軽い。そしてQ-FACTORが狭い。そしてカーボンクランクでありながら、中華クランクよりも価格が安いのだ。RED E1 クランクの優秀なスペックを紹介する。

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SRAM RED E1 クランクアーム仕様

クランク単体の重量は307.5gだ。

  • 重量:307g
  • Q-Factor:145mm
  • 価格:70,000円

SRAM RED E1のクランク重量に関しては、メーカー発表の通り前作D1から30g程軽量化されている。この値はメーカーの公称値であるため、多少は上振れするかと思っていた。しかし、蓋を開けてみれば、実測重量が307gという超軽量のカーボンクランクに仕上がっていた。

この重量は驚異的といえる。

346gのELILEE 24mm チタンシャフトカーボンクランク

最近、巷で人気のELILEE(エライリー)のカーボンクランクの重量は346gだ。超軽量カーボンクランクで価格が安く、EASTONチェーンリングのホール形状を流用しているためパワーメーターも付けられるなど人気がある。

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ただし、ELILEEの価格はどんどん上昇しており海外で購入しても円安のため8万円近くするようになった。国内の価格も値上げされ87,500円程する。

しかし、SRAM RED E1のカーボンクランクの国内定価は70,000円なのだ。ELILEEのクランクを買うよりも安上りになっている。そしてAmazonやYahoo、楽天では更に割引し販売されているのだ。

Amazonで63,801円、Yahooショッピングで64,020円、最も安いのが楽天の60,819円からさらに3,104ポイント付与される。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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楽天で購入

 

 

私はエライリーのカーボンクランクをAliexpressで購入した。しかし、SRAM REDクランクはいまや中華カーボンクランクを買う必要がない価格になっている。腐っても、ワールドツアーでプロ選手たちが使うSRAM最高峰のREDクランクだ。

そしてRED E1のQ-FACTORは145mmだ。12速対応のクランクとしては最も狭いQ-FACTORになっている。FC-R9200が148mm、ELILEE X320が149mmと比べると、狭いQ-FACTORが好みの人にはうってつけのクランクに仕上がっている。

RED E1クランクのスピンドルはDUBであるため、使用するためにBBを変更する必要がある。しかし、DUB規格に対応した様々なBBが販売されているため、入手に困ることはないだろう。

これ以上軽いクランクを求めると、THM Clavicula SEのカーボンクランクの298gになってしまう。しかし、クランク単体が266,200円程であるため、わずか9gを削減するには現実的な選択とはいいがたい。

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SRAM8穴パワーメーター

クランクアームはSRAM 8穴式を採用している。

クランクアーム単体でも8穴式のチェーンリングを取り付けられるが、シングルチェーンリングの場合がほとんどだ。ロード用ダブルチェーンリングの選択肢はほとんどない。そのため、8穴式のパワーメーターを使う必要がある。

サードパーティー製のパワーメーターとしてはSIGEYIとMageneの2種類がある。どちらもパワー計測精度がassiomaとほとんど変わらない。それでいて安価だ。そして重量も軽い。

  • SIGEYI SRAM 8bolt:107g
  • Magene SRAM 8bolt:140g

SRAM RED E1と組み合わせた場合の完成重量は以下の通りだ。参考に競合他社のクランク重量(チェーンリングなし)を掲載した。すべて実測重量だ。

  • SRAM RED E1 + SIGEYI:414g
  • SRAM RED E1 + Magene:447g
  • ELILEE + XCADEY:450g
  • ELILEE + SIGEYI:451g
  • ELILEE + P2M:461g
  • FC-R9200-P:610g

RED E1+ SIGEYIの組み合わせは強烈だ。FC-R9200-Pと比べて200g近い重量削減効果がある。クランク単体だけでこれだけの重量削減は驚異的だ。1gを軽量化するために何万円もかけるロードバイク機材において、RED E1クランクとSIGEYIパワーメーターは強力な武器になる事は間違いない。

もちろん、純正のSRAMパワーメーターも存在する。しかし、冒頭でも記した通り、チェーンリング一体式のため避けておいたほうがいいだろう。

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まとめ:中華カーボンクランクより安くて高性能

下手な中華カーボンクランクよりも安価で軽いSRAM RED E1

SRAM RED E1クランクは、ELILEEの中華カーボンクランクよりも軽く、価格も1万円ほど安い。安価な中華カーボンクランクがどんどん登場しているが、SRAM RED E1クランクは、グランツールで多数の勝利と実績がある。

願わくば、SRAMを国内で扱うメニーズやダートフリークが、この記事を見てクランク単体の値上げをしないでほしいものだ。むしろ、中華カーボンクランクに押されがちな市場でゆいつ、価格と性能で勝負できるクランクという強みを生かしてほしい。

そして、12速化に伴いQ-FACTORが145mmというのは嬉しい。できるだけQ-FACTORを狭めたいライダーはSRAM RED E1クランクを使うのがいいだろう。

サイズ展開は、160mm、165mm、167.5mm、170mm、172.5mm、175mmと豊富だ。価格、実績、ブランド力など、SRAM RED E1のクランクは最高峰ながらコストバリューと価値のある製品に仕上がっている。

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