片足だけマッサージしてみた
スポーツアロママッサージでセルフケアという書籍を買って、片足(写真左)だけ自身でセルフマッサージを施した。結果はやはり施術したほうのみ、血管浮いてくる事が確認できる。上記の写真は振りかえって鏡を撮影してるのでいくらか筋肉の表情に違いがある事を補足しておこう。
出張で移動中座りっぱなし、運動できない、座り作業で足はむくみまくりという条件下実験を施した。実験にはイナーメのオールシーズンを使っている。本来であればリカバリーが最適であろうが、まだ買ってないので寝る前と、出社前にスタートオイルを塗ってみることにした。
イナーメのオイルについては、「イナーメのアップオイルをレースで使ってみた」を参照されたい。
スポーツアロママッサージ
軽部先生の本も持っているが、今回は、シドニー五輪のボディケアセンターに日本人として初参加した神崎貴子さんの書籍を参考にマッサージを施す。なお、アテネ五輪や世界陸上大阪でもトレーナーとして活躍されているホンマもんの方である。
本書は非常に薄い。そして千円だ。しかし内容はコンパクトにまとめられている。さっと開いてパッとみる。そんな使い方が想定されている。無駄なことは回りくどく書いていないから、もうやることがこれくらいコンパクトにまとめられている方が良い。
どの方法もそうだが、膝裏と、足の付け根に向かい、疲労物質を流すべく施術を行う。オイルは惜しみなく使おう。まずは、足裏〜ふくらはぎ〜
膝裏とマッサージの方法が書いてある。細かな部分(くるぶし、ひざ)についてもマッサージを行う。
『こんなところやるんだな』という、気づきも多い。最後は足の付け根にまで流して終わりである。
自作アロマ
私は、自作アロマを作って見たくなった。どうやらスポーツアロマは通常のアロママッサージで使うオイルの濃度よりも濃い。そのレシピは具体的書いてある。アロマオイルは基礎となるキャリアオイルを軸に精油を混ぜ合わせる。
この際、キャリアオイルに精油を混ぜ希釈する。希釈(きしゃく)とは、ある媒体の濃度を下げるために別媒体の量を増加させることである。精油の濃度を調節することは、そのままでは皮膚に良くない影響を及ぼすからだ。
なお、精油は無闇矢鱈に混ぜてはいけない。それぞれ相性がある。その関係も簡潔に書かれている。ただ私は、柑橘系はグレープやレモングラスだとわかるが、はたして、ジュニパーや、ブラックペッパー、イランイランがどのカテゴリなのか恥ずかしながら知らない。
ここは勉強の余地がありそうだ。
マッサージの目的は血管拡張
私がマッサージに目覚めた目的は血管拡張と、むくみ対策だ。血管はご覧の通り目に見えて拡張されている。血行が良くなっている事が確認できよう。また、疲労物質を流しすみやかにリカバリーする事もできる。それはすなわち次なる練習へのアプローチだ。
まだ、勉強途中であるが非常に興味深い。ブレンドや精油の知識もこれから身につけたい。そのための取っ掛かりとして本書は非常に役に立つ。
事実、写真のように血管浮き出るのが楽しくてマッサージしまくってしまうのは何とかの一つ覚えだろう。ただ、マッサーを帯同できないアマチュアサイクリストが、レース前、レース後に自分自身で施術できるならば、これ以上ない最高のマッサーと言える。
身体あってのサイクルライフの本質は身体のメンテナンスにある。この基本を1から勉強してみるのもサイクリストとしての一つの強くなる為のアプローチではないだろうか。
なお、本書内で使われているキャリアオイルが興味深い。イナーメのキャリアオイルはホホバオイルであったが、本書内で紹介されているものは別のものであった。そのため追加考察を予定している。
草隆社
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