西日本チャレンジロードのエリートレース。正直なところ、プロ予備軍やJPTの選手の巧みな走りとパワーの中でどこまでやれるかは未知数だった。皆口を揃えて昨年よりも選手層は薄かったと言っていたが、やはりキツイものはキツかった。
特にかかる場所といえば、通称三段坂と呼ばれる三つの坂。一つ目は良いのだけど三つ目に入る手前の池の周りでブチブチちぎれて行く。私も最終回までなんとか耐えてついて行ったがこの坂に冒頭の写真のような「応援」が施されていた。
ロードレースの場合、スピードが緩まる坂の区間ではこのようにチョークで名前を書く場合がある。通常なら通った強い選手や、地元強豪選手だったりする。しかし、このように自分の名前が書かれたりしたことは「当然」無かった。
以前、シクロクロスでは応援をして下さった方たちが印象に残ったが、ロードレースは罵声と(今回はなかったけど)殺伐とした喝いれの応援が飛び交う。そのような相反する応援方法の中でこのような応援をしていただき本当に感謝してもしきれない。
私が強くて結果が伴えば応援して下さった方達に恩返しができると思うがなかなか手元には転がってこない。今年は目標を定めて着ろう。普通のなんら変哲のないサラリーマンの凡人がどこまでやれるかの方がおもろいはずだ。
あと20年先に優勝した監督が居ると思うと胸が熱くなるぜ。まだまだ、先は長い。
敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース
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土井 雪広
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