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強い選手は何を考え、走るのか。

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アマチュアだけど、全日本選手権を完走したり、エリートで連勝したり、プロと互角に戦うサラリーマンおとうさんの走りを本日は観察する。

練習仲間で面白いのは「このジャージで今日練習しよう」って口裏合わせなくても、自然とジャージが揃ってしまうところだ。この黄色のジャージはもう3-4年前練習仲間で作ったジャージだ。今でも気に入って使っている。

今日はレースに出れば表彰台のポンポコマツケン氏からメニューを。メニューっても、個人的に付いて行って、最終局面までどうにか残って、食らいついてく。多分あのペースで付いていけないとレースでも千切れてしまうだろう。自分の指標として強い人にどうにかからみたい。

今日の第二ステージは先頭マツケン氏が380Wで3min程、私が千切れ寸前で360Wだった。さらにゴール前にもがいていたからもっと出てたんだろう。練習中はパワーメーターあんまりみないけど、今日は昨日と違ってちゃんともがけていた。

第三は途中まで何とか着いて行けたけど、強烈な引きになんとかついていくも最後は付けなくなってしまった。でもここで踏みやめると練習にならないので乳酸と闘いながら踏み続ける。そして余野のファミマへ。

温泉を抜けて平坦へ。N村氏がどんどんあげるが、ちゃんとついていく。TIMEのSKYLONが調子いい。BB周りが硬いけど、跳ね返す硬さじゃない。前に乗った時は自分自身のパワーが無かったから余計に硬かったけど、今はしっかりと体重を乗せて踏むと凄く進む。

もしかしたら「自分に合うフレーム・合わないフレーム」はそれぞれの体重や脚力、パワーをそれぞれ加味して「すすむ」と感じるバランスが重要なのではないかと最近思う。今ZXRSに乗り換えてちょっと遊んでみると、ZXRSは柔らかいな(けどすごく好き)と感じる。

要するに人間の感覚は絶対評価できず、相対評価になる。で、そんなことを考えていたら登りに入る。今回は最終局面までどうにか残って体に負荷をかけるため、積極的には前に出なかった(というよりもペースがギリギリで出られない)。ところがロマン平田氏は果敢に攻める。

いつも夢のある走りをするイケメンは今日も存在感抜群だ。次第に1人減り、二人減り、最後はマツケン氏、N村氏、私の3人に。先頭マツケン氏、私、N村氏のパックで前から後ろから気を抜けない。いつの間にか2人になった時にメーターを見ると300Wの数字。

結構ヤバイ、段々視界が狭くなってくる、と思った瞬間マツケン氏がペースアップ。いよいよピークへ向かう勝負どころだがなんとか食らいつく。食らいつく。食らいつく。残らないと勝負にならない。途中、どんなキレの有るアタックをかましてもバックファイヤーで千切れていては無駄になる。

勝負どころまで、どうにか、どうにか、と思っていたら段々視界が狭くなる。久しぶりの感覚だ。前ならここでやめていたけど、踏む。でもイエローのジャージは離れていく。目的を少し変えて何とか背中が見える位置でもがく。

ここまで来て、最後にマツケン氏が何をやっているのか知る。あの高出力を維持しながら最後にもがいている。普通はピークへ向かって垂れる人がほとんどだけど、最後の最後で力を振り絞ってもがいていた。決して一人でも手を抜かない、ふみ辞めない。出しきっている。

一人で強くなれる人は、追い込めるスイッチを自分の中に持っている。今日、最終局面手前まで付いて行ってこういう刺激的な走り方を見られてよかった。次はあと10秒、次は20秒と付いていける時間を増やす。昔は全く着いて行けなかったけど、少しづつ上がってきてるんだろう。

これからまたレースは続くけど、数は出られない。一つ一つ大事に出場してなんとか結果を残す。今年は密度の濃い練習とレースをするでよ。こうやって違うチームでも普通に練習できる環境にいつも感謝している。

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