業界では「武闘派ライター」の異名を持つ、青い彗星、またの名をゴルゴ浅野ことライター浅野さんが大阪にいらっしゃったので、連休最終日は接待ライドを。コースディレクラターは乗鞍をもう一回優勝すると意気込むロマン平田。聞いたルートが遠くておかしい。
浅野さんは、ファンライドのインプレを執筆するかたわら、実業団を走る現役ライダー。元チームメイトで3day熊野以来の再開だが、あまり久しぶりな感じがせず(笑、途中ま一言も言葉をかわさないという適当っぷりな私だった。
世の中に雑誌のライターさん数あれど、浅野さんが一番レースで走っていて、強い。その極限の世界に実戦投入される機材たちは、どれもしっかりとその性能を引き出している。ライター浅野さんが記す機材評価は「実践でパフォーマンスをほぼ引き出した内容」と言って良い。
で、今日も強かったわけだけど早速三連休最後を飾るライドを振り返ろう。
大陸横断180km
朝6時に何時もの橋をスタート。私は目覚ましが平日モードで遅刻。第二から合流。序盤野菜屋から高山まで平均360Wというペースで走れたが、調子がよかったのだろうか。まぁ、皆で走るときはパワーとか一切見ていないのだけど。
そのまま下って、デカンショ直進。登りはKTR氏と、大型バス氏で登る。ピークがわからずKTR氏が先着。うーむくやしい。この日は思いの外足がよく回る。淡々としたペースもいいが、人と走ると本当に楽しいね。
登りで遅れることはないんだけど、どうしても走りにパンチがない・・・。そういや今日一番走れてたのは、中学校のテスト明けのたけはる君。ついにおっさんたちを抹殺できるレベルまで上がってきた。美山ロードのゴール付近を通り、帰路へ。スプリングひよしは所長が取る。
いつものセブン-イレブンで写真を撮る。ここからノンストップで裏高山まで。「今生の別れだ」と平田氏。ある意味このコンビニが解散場所になる。残りのホットスポットは新世紀と、ひいらぎ。ここをとりに来る気満々の北海道帰りのアルカンシェルジャージは燃えている。
新世紀トンネルでかけるとやはり後ろに回り込まれる。普通にやったら勝てないのでそのまま走る。トンネルを抜けて下りで千切れかけるも、なんとか付いて行く。デカンショからいよいよひいらぎへ。
ひいらぎで一度もアルカンシェルさんに勝ったことがない。だから自分の中でとてもおもしろく、策を練ることがとても楽しい。だいたい7割は失敗するけど、ひいらぎ職人達より先着するにはどこからかけるかが重要になる。一定ペースで連れて行くよりも、とにかく辛い状況に持ち込む。
全員が辛い方が最後の所を絞れる。と思ったら、一番強かったのは武闘派ライター浅野氏だった。。。かっ飛んでって、そのままピークを獲得。野間峠〜裏高山までも獲得し、最後までしっかり5倍のパワーで走ったという。恐るべきライター。
最後はLINEで「帰ります」という連絡が飛び交い、残ったメンバーは6名に。トップの画像から相当減ったわけだが、みんな満足そうだった。練習になっているかは謎だが、ライター浅野氏の接待ライドは、逆に接待されるという失態を犯してしまったのだ。
やはり浅野氏は強かった。私も後半にタレやすいので浅野氏を見習って走り込もう。いよいよシーズンも終盤に差し掛かろうとしているが、私のロードレースは9月の舞洲で終わる予定だが、その後はCXとMTBがメインになりそう。今年は27.5が一台ほしいところだ。
楽しみながら、細く長く。人生をより豊かにしてくれる自転車は本当に楽しい。