選択するという科学。

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全ては自分で選択したのだから、自分で責任を持つ。朝起きられないのも、夜ふかしするのも、太るのも全部自分が選択した結果だ。だれも、あなたを太らせようとしていないし、夜ふかしさせようとしていない。練習をしろとは言えるが、最後に決めるのはあなたであり、私である。

いろんな人を見ていくうちに、本当に素晴らしい人だなぁと思う人もいらっしゃる一方で、本当に信頼にかける人だなという人もいる。様々なお膳立てをして、余裕を持って物事をすすめることができる準備をしても、結局は直前までやらないし、やれない。思うのは、最後にやるかやらないかの関所である判断とは、人それぞれの中にあると思わされる。

どんなに尻を叩いても、やらない人間はやらないし、やらない言い訳を「尻叩かれるのでやりません」という外的要因に原因を転嫁する。ただ、どんなに見方を変えたって、「やらない」という判断を自分でしたのだ。その際に、他人など関係ない。自ら選択するという行動に伴う責任は、自分の中にしかない。

だからこの先のことを考えて思うのだ。どんな選択をしたとしても、選択するのは自分でしたことだし、責任は自分の中にしかない。選択するという科学は、決して逃れられない自分自身の責任の中にある。

選択の科学
選択の科学

posted with amazlet at 16.11.09
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