PHOTO:ありひろさん
こちらは先頭集団
1周目
入り乱れる。
総合とは別に年代別30-44カテゴリがあります。
昨年まで完走したことすら無かった美山ロードレースC1。今回は過去最多の240人出走というカオス。半分以上が学生さん、シマノレーシング、那須ブラーゼン下島選手、中村龍太郎選手、井上亮選手、マツケンさん、寺崎さん、兼松さんや、きりPも・・・、鹿屋体育大・・・oh、やばそうな人たちが一斉スタートするカオス。選手のサラダボウル状態。
なんとか生き延びるべく走る。やれるだけのことはやってきたと思うのだが(自分比)。
補給所では炎天下の中チームメンバーが何時間も立っててくれた。本当に頭が下がる思いです。レースはあっという間だけど、周回の間ただただ待っていてくれるチームメンバーに感謝です。本当にありがとうございました。あまりにも熱くて、浴び水をほしいところでトンガリさんが聖水を。生き返って周回を消化できた・・・。
首元に流すと一気に体が冷却される。しかも冷えとる。他にもアクエリがあったのだが、水がほしいとトンガリさんが水(キンキンの冷水!)を持っててマジ神。本当にナイスボトルとんがりさんありがとう。みんな暑い中感謝です。C1は7周回でスタート。
美山ロードC1 30位 カテゴリ3位
ウォーミングアップは80Wからはじめて200Wぐらいまで1時間かけてあげる。レース長いし、暑いしで血液を循環させる感じだけで良いかな。体質的に。補給を取るのを忘れて、最後に一気に取ったこれは反省だ。フラスコに入れた特性デキストリンを体にぶちこむ。
スタートは先頭に並ばせてもらった。イナーメ兼松さんもおる。明らかに自分は場違いなところにならんでるなこれ(;・∀・)。一周目は淡々と。レース界の有名人たちと走れて楽しい・・・。が、そんな甘くない世界。力の差があるものの、どこまで行けるか不安だ。二周目、井上さんが単独で抜けだすのが見える。そこから独走状態。九鬼が坂の登りでシマノ、那須ブラーゼン下島選手、中村選手らが一気に・・・。見るからに勝ち逃げ。
なんとか終える位置であるのものの、強豪選手たちの逃げに乗れず壁を知る(あたりまえやけど・・・)。松木さんも右から勢い良く上がっていく。あの瞬間でかけられる力は、やっぱりダッシュ力だなと思う。レース後「あれに反応せなあかん」と松木さんからアドバイスをもらう。。。
ドカンと行ったときに、ドカンと行けるダッシュ力無いとレース終わる。
その後は雑賀さんらと回す。学生さんは鹿屋体育大学のおっきい人(多分徳田選手)や、中京大学が回してくれたけど、なかなか追いつかず。序盤から最終週回までほとんど先頭でローテし続けて、体力は限界に。途中雑賀さんが「ここ粘りどころ。」とアドバイスを。私には経験値がないから、ほんまいつも雑賀さんには感謝。
240人いたけど、気づいたら勝ち逃げは10〜12人ぐらいか。取り残され組が30〜50人ぐらい。あとはもういなくなっていた。サバイバル。この中には、勝ち逃げが決まってることを知らない人多数な感じ。最終周回までほぼ決まったメンツで回す。もはや勝ち逃げには追いつけないと思ったら、そこで終わるがな。
踏みやめて埋もれるくらいなら、ローテ回しながら詰められないもんかなと考える。登りでペース、下りでスピードアップの定石で行くも追いつかず。遠い。それでも九鬼が坂は2分400W前後。えげつない。ただ、千切れはしないかなという感じ。
結局1〜7周目まで先頭10人ぐらいのところをローテし続け体力も限界に。やってることは堺クリテと変わらんが、強度が違う。最終周回は死にそうになってたところ、勝負どころ(取り残され集団内での)が近づいてくる。そしたら池ちゃんが右から上がってきてくれて、引き上げてくれる。ほんま助かった。勝負どころで残ってくれていて気合が入る。良い位置で最終の登りを迎える。最後まで走らなあかんと、池ちゃんのおかげで力が戻ってきた。
はやく池ちゃんと同じカテゴリで走りたい。今のカテゴリで走るのはもったいない。私が走れるうちに、すぐにでもとおもう。
ここまで来たら引けないので、登りを全開で。ところがみんな登りで力を使い果たしたのか、下りで10人ぐらいの激しい落車・・・。終わったとおもったけど中央の反射板をバニーホップ(10cm程www)気味に乗り越えてイン側で危険回避。シクロクロッサまがいがここで役に立つ。とっさの判断はシクロクロスやっててよかった。まじで。
そのまま意気消沈している選手に活を入れて、下りでスピードを上げる。とにかく最後まで諦めない。1つでもリザルトに残る走りを。という気合で。最後はちゃんとスプリントしてゴール。結果は勝ち逃げ決まったので、やり尽くしたし、そそくさと車に戻る。そしたら池ちゃんが「30-44カテゴリ3位です」と。
「もう着替え終わって、帰る所やでワシ・・・。」
いつも稽古つけてくださるマツケンさんと井上さんと。
コツコツさんのチームジャージ着て申し訳なく表彰台へ。まさかの3位。諦めなくてよかった。最後にいいことがあった。昔掲げた目標は、プロひしめく美山C1での完走だった。昨日も緊張で眠れなかった。まじで表彰台か・・・。最後まで諦めたらあかんな。なにがあるかわからん。
マツケンさんがプロから戻ってくるまで、結果を求めてチームみんなで走らなあかんと思う。人数だけ多くて弱いチームって思われるのは、悔しいしな。人を蹴落としてまで勝とうととはやはり今でも思えないけど、いつもサポートしてくださる方々が喜ぶのが嬉しいな。ひとによってモチベーションの形は違うんだなきっと。
冬の間この怖いお兄さんたちに引きづられて走ったのが、今徐々に芽が出てきていると(思いたい)今まで表彰台とは縁がなかったけど、ホンの少しづつやなー。1歩1歩、コツコツ継続や。30-44カテゴリでは3位やけど全体の30位。まだまだやらなあかんことはたくさんある。
次は西日本ロードクラシック広島。また、明日から普段どおりの練習が始まる。
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備忘録:去年書き忘れたメモ
- 家5:20出発(交通規制7:50〜)
- バナナ2.5本
- クラスターデキストリン x 粟国の塩2g x レモン x マヌカハニー x 水少々=ミキサー
- ボトル経口補水液750ml
- IRC FORMURA RBCC チューブレス
- リア7.5BAR, フロント7.2BAR
- イナーメCXオイル
初使用のクラスターデキストリンは、スポーツ用の糖質としてほぼ完璧に近い特徴を持ってるということで事前補給用に使用。これやっぱり気持ち悪くならなくて良い。別名は「高度分岐環状デキストリン」というらしい。環状のクラスター構造を持つ多糖類。コーンスターチ(トウモロコシのデンプン)が原料で、アスリートの運動時のための糖質として江崎グリコとナガセケムテックス株式会社、日本食品化工株式会社の3社共同により開発。
グリコのCCDはクラスターデキストリン以外にもいろんなよくわかんない成分が入っているので、こっちの純粋なCDにした(いや、これ自体が・・・)。説明に「江崎グリコにより世界で初めて開発されたクラスターデキストリンを使用」としれっと書いてあるのを発見し、キロ買い。あの粉飴より良い。
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・長時間トレーニングの前後、トレーニング中のエナジーチャージに ・江崎グリコにより世界で初めて開発されたクラスターデキストリンを使用 ・速攻チャージ:冷水にも溶けやすい、低浸透圧のハイポトニック飲料 ハードなトレーニング時にはカラダのエナジー源が減り、筋肉はダメージを受ける。そんなときにはクラスターデキストリンが含まれるCDの摂取がおすすめだ。 CDには屈指の技術力を誇る江崎グリコ(株)が世界で初めて開発に成功した高分子のデキストリン(高度分岐環状デキストリン)が含まれている。さらに、CDに含まれる炭水化物は優れたエナジー源となり、長時間で消耗しがちなアスリートをサポートするのが特長だ。 従来に比べて冷水にもサッと溶けるから、素早いチャージが可能だ。 さらに、長時間を最後までフルパワーで挑み続ける方のなかには、低浸透圧のハイポトニック飲料としてトレーニング時のドリンクとして愛用している者も多い。不足しがち水分とエナジーを胃にたまることなく同時に補給可能だ。 途切れることなく最高のパフォーマンスを出し切るトレーニングに、マラソンやロードバイク、トライアスロンなどの長時間トレーニングのお供にぜひとも役立ててほしい。 エナジーチャージという面でEAAとも相性が良いので、ぜひ一緒に試して貰いたい。
この時期はCXオイル。
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フラスコはキリPに教えてもらったサロモン。
噛まないと中の液体が出てこないので、ジャージが汚れません。1年立つと何使ってたか忘れるので備忘録。クラスターデキストリン(通称CD)はマルトデキストリンとはまた違うからちょっと使い方、というよりもレシピを考えよう・・・。
経口補水液は夏になると品切れが多いので、在庫ある内にパウダー用意しておくこと。以上俺得メモ。