39万円のCannondale SuperSix EVO 4は隠れお得バイクなのでは・・・

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Cannondale SuperSix EVO 4(シマノ105 機械式)完成車 39万円 image: Cannondale

CannondaleのSuperSix EVO 4(シマノ105 機械式)完成車が、もしかしたら非常にお買い得なモデルかもしれない。まず、機械式105のフル装備は130,106円だ。そこにホイールやハンドルなど完成車として走るために必要なコンポーネントが付属する。

  スペック
Frame SuperSix EVO Carbon
Fork SuperSix EVO Carbon
Rims DT Swiss R460 db, 28h
Tires Vittoria Zaffiro Pro Slick, 700x25c
Component SIHMANO 105 Mechanical Shift 12 Speed
Crank Shimano 105, 50/34
BB Shimano BB-RS500, BSA
Handlebar Vision Trimax Compact
Grips Cannondale Bar Tape, 3.5mm
Stem Cannondale C1 Conceal, Alloy, 31.8, -6°
Headset Integrated, 1-1/8” – 1-1/4”
Brakes Shimano 105, 160/160mm SM-RT64 rotors
Saddle Prologo Nago RS STN, Stainless Steel Rails
Seatpost Cannondale C1 Aero 40 Carbon
Connectivity Cannondale Wheel Sensor

Super Six EVO4 完成車はシマノ新型105機械式を搭載する。

単純計算すると、以下のコストがかかっている。

  • シマノ 105 機械式:130,106円
  • DT Swiss R460 db:20,000円
  • Vittoria Zaffiro Pro Slick:7,260円
  • Vision Trimax Compact:10,120円
  • Cannondale C1 Conceal, Alloy:17,000円
  • Prologo Nago RS STN:4,741円
  • Cannondale Wheel Sensor:8,800円

フレーム以外のコストは198,027円だ。完成車の価格が399,000円であるから、フレームセットの価格は20万弱になる。

空力性能は上位モデルと同等だ。 image: Cannondale

もちろん、LAB71やHi-Modとは異なる廉価版のカーボンを使用しているのだが、金型は上位モデルと全く一緒だ。空力性能に関してはハンドルバーやホイールをアップグレードすれば、上位モデルとほぼ差がなくなる。

むしろ、SuperSix EVO 4の105完成車を安く買って自分好みのパーツでカスタマイズするほうが楽しみも増えていいだろう。使わないパーツを売れば、次の機材の足しになる。

1万円のハンドル、1.7万円のステムと意外と攻めてる。image: Cannondale

タイヤは25cが付属しているためある程度使ったら、28cや30cに変更するほうがいいだろう。純正のステムやハンドルは30万円台の完成車にしては「使える」パーツで仕上げられている。そのまま使っても問題ない。

タイヤは25Cのため、使い込んだら28cや30cを試したい。image: Cannondale

昨今の自転車機材の高騰化によって、「ロードバイク=高い」というイメージがあったが探してみると上位モデル譲りのフレーム金型、そして戦略的な価格設定が行われたSuperSix EVO 4の105完成車は非常にお買い得だ。

image: Cannondale

わたし自身もSuperSix EVOがメインバイクだが、ここまでのアッセンブルなら初めてのロードバイクや、ディスクブレーキバイクをお探しの方におすすめできる。できるだけ予算を抑えつつも、良いバイクをお求めの方はSuperSix EVO 4の完成車を候補に入れてみても良いかもしれない。

 

SuperSix EVO 4
A pure carbon road bike. Light, smooth and aero, this is the fastest evolution of the classic race machine.
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