飲む血液・・・、血管が拡張し持久力を高める赤い液体を飲んでみた。

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西薗 良太氏が監修し翻訳した書籍、「世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学」で紹介されていた「飲む血液」のビーツ。

ビーツを摂取すると硝酸塩(しょうさんえん)が体内で一酸化窒素 (NO) に変換される。 一酸化窒素には血管を拡張する作用があるため、より多くの血液と酸素を筋肉に届けることができるようになる。

硝酸塩とビーツの科学的根拠としては、オーストラリア・スポーツ科学研究所 (AIS)が公開している「効果があるパフォーマンスサプリメント」の分類において、エビデンスレベルが最も高く強力な科学的根拠が認められるクラスAに属している。

https://www.ais.gov.au/nutrition/supplements/group_a

私自身、2019年ころから粉末のビーツパウダーを飲んでおり現在も継続中だ。ハードなインターバルトレーニングやレース前に必ず飲むようにしている。ビーツパウダーとあわせてAISのエビデンスレベルAに属する「ベーターアラニン」と「クレアチン」もセットで混ぜてワークアウト前に飲んでいた。

自作をする際に、使用していたものは以下の3つだ。

この組み合わせを長い間続けてきたが、はじめからこの3つの成分が配合された商品がACTIVEから発売されたので試してみることにした。

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ACTIVIKE パワーニュートリション

ACTIVIKEのパワーニュートリションは、エビデンスレベルAの成分が3つ配合されている。硝酸塩はビーツ相当だと思っていい。

  • クレアチン・・・1.9g
  • ベーターアラニン・・・2g
  • カルニチン・・・1g
  • 硝酸塩・・・200mg

ベーターアラニンが含まれているため、アラニンフラッシュというピリピリとした刺激が身体に走ることがある。飲み続けているとアラニンフラッシュはなくなっていくが、初めて飲むときは全身にピリピリとした刺激を感じる場合がある。

ベーターアラニン(エビデンスレベルA)はアミノ酸の一種で、カルノシンを作り出す材料だ。 筋肉や血液の酸性化を防ぐ緩衝剤的な働きがあり持久力を高めることができる。ボルダリングなど持久力を必要とする種目で使用されている。

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クレアチンはサイクリストや特にトラック競技選手にとってお馴染みの成分だ。クレアチン自体は、クレアチンリン酸として体内に貯蔵されている。クレアチンリン酸は、瞬発的な運動を行う際のエネルギー生成に使われる。

クレアチンはローディングが必要で水分と結びつくため、体重増加のデメリットがある。しかし、筋力や持久力向上などの効果がある。また、ATP-CP系におけるATP産生の働きがあるため、高強度運動でパフォーマンス向上が期待できる。

カルニチンはAISのエビデンスレベルがB(ある条件で一定の効果が認められる)だが、脂肪燃焼を促進する効果が期待できる。運動で脂肪を燃焼しやすくする効果があるとされている。カルニチンを含む製品が「燃焼系サプリ」と言われているのはこのためだ。

ACTIVIKE パワーニュートリションは、エビデンスレベルがAにカテゴライズされている成分が3種類、Bにカテゴライズされている成分が1種類入っている。

どれも、サイクリストにとってパフォーマンスを上げる可能性のある成分だ。私のように粉末を別々に購入して混ぜ合わせるという方法もできるが、はじめから必要な量がミックスされた製品のほうが使い勝手が良いだろう。

粉末を単体とACTIVIKE パワーニュートリションを比較してもだいたい同じくらいの価格になる。Lカルニチンを考慮すると、ACTIVIKE パワーニュートリションのほうがコストに優れている。

Lカルニチンはわずか90gで2000円以上する高価な成分だ。

この手のNO系サプリメントを飲んだからといって、突然パフォーマンスが上がることはない。ある程度のトレーニングを積み重ね、さらにもう一歩ハードに追い込むといった場合に使うのが本来の使い方だ。

実際にトレーニングに使うと、劇的な変化はみられない。しかし、30秒インターバルの後半の持ちや、パワーの落ち込みが緩やかになったという感じは確かにある。その僅かな差で勝負が分かれる場合もあるので、やはりお守り代わりに飲み続けているというのが現状だ。

私は、ビーツ、ベーターアラニン、クレアチンを4年ほど飲み続けているが、ウェイトトレーニングやインターバルトレーニング前には必ず飲むようにしている。もう一歩、高いパワーをかけたい方、追い込みたい方は1度試してみる価値があるサプリメントだ。

パワーニュートリション(600g) | ACTIVIKE powered by BASE
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ジェイムズ ウィッツ(著), 西薗 良太(監修), 西薗 良太(翻訳)
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