やっと、レバー角度調整の長い旅が終わる。
マジで神ツールです。
このツールを使えば、レバーを上下左右あらゆる位置で左右対称に調整できるようになる。しかも瞬時に。「左右対称かな?」と曖昧で確証がなく、無駄に時間だけが溶けていく作業からやっと解放されるのだ。
- レバーの内側に入る位置を対称にできる
- レバーの左右の高さを対称にできる
- 別のバイクにレバー位置を完コピできる
これまで目視とカンで行ってきた調整が、数値的かつ機械的に位置決めできるようになる。何よりも、レバーの位置を確実に「左右対称にできる」というのが大きなポイントと言えるだろう。
このツールの使い方は簡単。
- コラムキャップとボルトを外す。
- ツールを固定する。
- 基準となるレバー位置を測定する。
- ツールを回転させ、もう一方のレバー位置で止める。
- レバー位置を調整する。
以上。
本ツールを用いた測定は3点で行われる。
- コラムを中心としたレバーとの角度
- コラムとレバーまでの距離
- レバーの高さ
この3つの測定箇所を用いてレバー位置を決定することで、レバー位置を左右対称にすることや、別のバイクに対してレバーの位置を完全コピーすることが可能になる。
一つ注意点としては、「ブラケットのゴムが伸びていない位置で基準点を決める」必要がある。
レバーの位置測定をする際に、尖った針の部分でレバーの位置決めをするのだが、ブラケットフード部分のゴムは伸びたり、歪んでいたりするため、位置決めがあてにならない。結果的に、位置調整が不正確になってしまう。
解決策としては、STIのリモートスイッチのくぼみの位置で測定するのが良いだろう。
本ツールを使って理解したことは、「固定ボルトを締め付けることでレバー位置がかなり狂う」ということだ。位置決めをして、ボルトを締めると大抵2~3mm程、狙った位置から動いてしまうのだ。
対策としては、ある程度強く締め付けてからレバー位置を調整するとよいだろう。締め付け時に微妙に動いてしまうのは気づかなかった。本ツールを使わないとわからない盲点であった。
本ツールを使って感じたのは、「人間がレバーの位置を左右対称にするのは不可能」ということだ。熟練したメカニックであっても不可能だと思う。使えばレバー調整で何が起こっているのかわかる。
「何をもって左右対称とするのか」は、数値としてメジャーや測定器を使わねば「左右対称である」とは断言できない。そもそも、「目視確認」は定量的ではない。本ツールを使えば、簡単確実にレバーの位置を左右対称にできるのだ。
最後に重要なこととして、左右対称に整ったレバーは本当に気持ち良い。今まで「左右対称だろう」と、半ば諦め気味に使ってきたレバー位置は左手の付け根だけ内出血することが多かった。左右対象のレバーにしたところ、症状がかなり軽くなった。
原因として、一方のレバーだけが低かったため、手への負荷が左右偏っていたようだ。左右対象ではないレバーはこのように様々な弊害を生み出す。この機会にレバー角度調整ツールを使って、「本当のバイク性能」を引き出してみてほしい。
このツールは、全てのサイクリストに対して無条件でおすすめできる。
なおLEBYCLEの製品は数ある中国製ツールの中でも比較的質が良いことを確認している。値段は結構しますが、作りと精度はかなりしっかりしており、シンワ測定のメジャーとの誤差もなかった。
「左右対称レバー難民」に超おすすめです。










