ワコーズの人に聞いた せまいベランダでのメンテナンス方法

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ワコーズのプロメカニックの方に”狭いベランダでどうやってメンテナンスするか”を聞いてきました。家が大きければ話は別です。なぜなら、私の家はマンション1階で(ローラーをやるために)作業をしなくてはなりません。

マンションの狭いスペースの場合、チェーンや、スプロケを洗うのがおっくうです。実際にワコーズの”マンションにお住まいの”メカニックさんにお聞きした内容を紹介します。

ちなみにこのメカニックさん、スプレーのノズルを「改造して」作業されていました。

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まずはビフォアー。
これが私の汚自転車(1ヶ月洗っていない)。メカニックの方の第一声が、「結構手抜いてますね~^^」でした。私は「すみません」と一言。そんな私の自転車を嫌な顔ひとつせず、素手で冷たい真水を使い、洗ってくださいました。

まず、ベランダにおける掃除の場合以下の点が問題です。

・ホースが伸ばせない
・水の確保が難しい
・そもそもベランダで洗おうと思わない

ということです。
ではベランダでどうやるのか。

1.チェーンを洗う

チェーンはフロントのアウターにかけます。リアはトップです。
基本的なワコーズ流チェーンクリーナ方法を紹介します。

・クランクを逆回転させ”ビショビショになるまで”チェーンクリーナーをぶっかける。←オフィシャルにも同様のオノマトペ擬音有
・そして、チェーンがクランクにかかっている部分を洗う。

のがワコーズ流やり方です。しかしベランダの場合はどうでしょうか。
使用するのは同じワコーズチェーンクリーナーです。

ワコーズ CHA-C チェーンクリーナー 非乾燥タイプの洗浄スプレー A179 330ml A179 [HTRC3]
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上記にある通り、ブラシがついています。これを使います。私は「なぜこのブラシの材質にしたのか?」が気になりました。ワコーズのメカニックの方が「よくぞ聞いてくれた」的なリアクションをし、教えてくださったブラシの正体とは。

それは「豚毛」(とんもう)です。

いろいろな材質をテストした結果「豚毛」がコマを回す最適解に辿り着いたと。ブラシの素材が固いと、コマに触れるだけで回らない。様々な素材をテストして豚毛をチョイスした、というお話をされています。この豚毛にチェーンクリーナーを吹き付け、丁寧にチェーンを洗っていきます。そうすることで、チェーンクリーナーをしたたる程ぶっかける必要はなくなりました。

次にウェスで拭きます。そのあと、私も使っているワコーズチェーンルブで注油します。
このチェーンルブですが「宇都宮ブリッツェン」や「ミヤタ」そして、あの栂尾プロも開発に携わったチェーンルブです。

プロはレースで200kmもの距離を走ります。プロからレースにおいて最後まで潤滑性能が低下しないルブを求められたそうです。その過酷な要求をクリアしたチェーンルブが、ワコーズチェーンルブです。

今から重要なことを書きます。
メカニックさんは、ラスペネを使わずディレイラー部もこれ1本でメンテナンスしていました。
1本で事足りるならお得です。

では美しい写真で見る、劇的ビフォアーアフターです。

 

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左上にちょうどいい写真があります。スプロケを洗うときは吊るして、フィルタクリーナーで洗います。まぁ、フィルタクリーナーの洗浄力の高さはおなじみです。村上メカニックも使ってました。私も1本持ってます。使い方はハケにつけて、丁寧に洗い、後は”スポンジで絞った水”で優しく流すことです。

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と書けそうな勢いです。

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なにより、嫌な顔ひとつせず冷たい真水で洗ってくださったワコーズのメカニックさんに感謝いたします。

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