シークレット・レース
自転車関連のノンフィクション本が、Amazonの小学館文庫のランキング1位になっていた。ページ数はかなり多い、 551ページ。内容はもう御存知の通りの、ランス・アームストロングのドービングスキャンダルについて。
自転車業界のドーピングは2013年のジロ・デ・イタリアでもディルーカが使用し、国内UCI熊野でも実際はどうだったのかわからなかったが、その手の話題が上がっていた。
著者はタイラー・ハミルトンで、USポスタル在籍時代、ランス・アームストロングが度々ドーピングを行なっていた事例を、米・CBSテレビのドキュメンタリー番組・60 Minutesで証言していた人物。最近読んだ読み物の中で自転車レースって過酷すぎるわって思った本書。
自転車レースが好きな方は読んだほうがええ本です。
内容紹介を抜粋
自転車競技を支配するドーピングに鋭く迫る
過酷なまでの勝利の追求がもたらしたドーピングとその隠蔽――自転車レースを支配する闇の世界に、ランス・アームストロングのマイヨジョーヌに貢献した元プロ選手タイラー・ハミルトンとノンフィクション作家ダニエル・コイルがメスを入れた。
そこは、煌びやかなプロ自転車競技界の裏側にある幾重にも連なった腐敗と恐ろしいまでに不穏な世界だった。
「現時点における、自転車競技の薬物問題に関する最も包括的で、誰もが入手できる報告である」(NYタイムズ)。
ドーピング、隠ぺい、手段を選ばぬ勝利の追求―自転車レースを支配するシリアスな闇の世界に、ランス・アームストロングのマイヨジョーヌに貢献した元プロ自転車選手のタイラー・ハミルトンとノンフィクション作家のダニエル・コイルがメスを入れる。煌びやかなプロ自転車競技界の裏側にある幾重にもつらなった腐敗を暴き、かつ恐ろしいまでに不穏な世界を暴きだす。元プロ自転車選手ならではの心理を克明に描いた傑作ノンフィクション。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小学館 (2013-05-08)
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