昨日10/2に発売されたばかりの本。
主な内容はパワーメーターを使ったトレーニング。
国内で買うことのできる全てのパワーメーターが網羅されている。
新城選手や、土井選手のトレーニングが載っているがそれよりも面白い内容が土井選手の話だ。
今のJPTについて、言及している。
『JPTってレースごっこです』
『価値がない』
こういう話と、意見は重要。意見を本にそのまま載せた編集者も素晴らしい。
実際にJPT走ってる選手や、頑張っている選手もいるでしょ!?
とか
お前走ってみろよ
とか
発言が周りから聞こえてきそうだが、そんな事はここで議論されている本質ではない。
土井選手の言っていることは、見てきた本場の世界との比較なのだろう。それと比べて国内のレースは、、、と行間を読む必要がある。
トレーニング内容よりコラムが面白い本。
読んで見る価値は十分にある。
もっと、国内のレースに恐れず言葉を発信して欲しい。ネットの世界などで叩かれても、気にしなくても良い。
それだけのことをして世界で走ってきたのだから。
大体、ネットで個人を匿名を盾に、批判する人は大抵、実世界では電車でイヤホンからの音漏れも注意できないような人、程度に思っておけば良い。おっとまた、話がそれた。
もっと、このような意見を聞きたいね。
一ついうとするならば、ではどうしたらJPTが今後海外のレースのような価値のあるものにできるか、その点も提言されていたらなお良かった。
コラムをじっくり読む本だ。