物事は、実際行動してどうだったのか、結果どうであったかに尽きる。
確かにプロセスも大事ではあるが、一つの結果は単にプロセスの一部である場合も多い。
口ではなんとでも言える。
例えば仕事で
『やります!』
と威勢良く言ったものの、実際にはやらなかったり。
この手のパターンはいくつかある。
①やる、と言ってやらない
②やる、と言ってやってみたが、結果が出なかった
③やる、と言って結果を出す
もう一つ、
④始めからやらない、断る
①〜③は、第三者からの期待があるが、
④は期待は元々しない。
ここで、④と①を比べてみる。
結果、
「やらなかった」ということには変わりないが、
①は第三者の期待のフレが、大きい。
ここで言う期待のフレとは、期待していたのに、期待通りではなかったという、乱高下だ。
期待から、期待外れだった場合はその落差が大きい。
しかし、断った場合はフレは無い。
④は、さほどフレないため、落胆も少ない。
ここで、物事の反復を考える。繰り返すとどうなるか、ということだ。
①は信頼を無くし、何も頼まれなくなる。
②は若い時はチャンスが与えられるが、年を重ねると、風当たりは辛くなる。
③は一番望ましい。より信頼を勝ち取り、次につながる
④は信頼は損なわれないが、次第に依頼されなくなる。
見えてくることは、一回の事象よりも
積み重ねが重要であることは間違いなさそうだ。
会社においても、毎年の人事評価の小さな積み重ねによって、差が生じる
そう考えると、おろそかにして良い事などないのだ。