目標を達成する人としない人は何が違うのか

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だれしもが人生の中で「目標」を立てる。多くの人が立てる目標に対して結果「達成できたか」と問うと非常に耳が痛い。たとえば目標を立ててたその数日、もしくは数か月は継続できたかもしれない。

ただ、時間が経つにつれ「なぁなぁ」になり「目標を立てたことすら忘れる」という事が私自身多かったのも事実だ。

どうせなら短い人生、高い意識を持って自分自身に設定した目標を今度こそ達成したい。そのために「目標を達成する方法」を過去に成功した偉人たちの言葉から探っていく。いったい成功する人は何が違うのか。偉人の経験から絞り出された言葉たちを見ていく。

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失敗は組み込まれるもの

大人になり年齢を重ねると失敗を恐れるようになる。人に「失敗しろ!」というもののいざ自分のことになると、常に成功したいし、間違えたくない。誰しもが「成功」したいのであって「失敗」はしたいくないものである。

ただ、目標を達成するという「成功」のためにはどうやら「失敗」がセットで組み込まれているようだ。ある選手はこう述べている。

私は、自分のバスケットボール人生の中で、9000回以上のシュートに失敗した。 300近いゲームに負け、26回は試合の勝敗を決めるシュートを外した。 私は、人生の中で何度も失敗している。 そして、それこそが私が成功する理由

- 元バスケットボール選手/マイケル・ジョーダン

輝かしい戦歴を持っているマイケル・ジョーダンでさえ数々の失敗をし、その中から成功という結果を得ている。わたしたちが目標を掲げたとき必ず失敗は訪れるのだ。その時に「成功のために失敗は組み込まれるもの」と目標をあきらめてはいけない。

失敗を繰り返すことは目標達成に必要なことだと言える。そして、今日でも支持の高いベストセラー『人を動かす』(1936年)の著者デール・カーネギー氏は成功するための秘訣をさらにこう添えている。

成功する人は、失敗から学び、別な方法でやり直す。

- デール・カーネギー

目標を達成するために少し落とし込んで考えたことが、デール・カーネギーの言葉かもしれない。確かに目標を立てて実行する中で失敗もするだろう。ただ「失敗をした」だけではいけない。ほうっておいてしまえば、何ら成功へつながる要素にはならない。

失敗を繰り返さず、なぜ失敗したのか、失敗から学び別な方法を試す。失敗を繰り返さないという事、そして別の方法を考えるという事も目標を達成するために大切なことといえる。

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やりつづけること

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「継続は力なり」とはよく言ったものだ。私たちが目標を立てたときにやりがちな過ちは「途中でやめてしまう」ことだ。目標を達成するときに途中でやめてしまうことは、目標を達成できなかった事と同じ意味になる。ここである選手はこう述べている。

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だ。

イチロー

目標を達成しようとする際、どうしても大きなことをやり遂げたいと考え小さな積み重ねをおろそかにしがちだ。日々小さなことを継続して続けるということは目標を達成するために必要なことである。また、先ほどのデール・カーネギー氏の言葉にもこうある。

この世で重要な物事のほとんどは全く希望がなさそうに見えても、
挑戦し続けた者たちによって成し遂げられてきた。

- デール・カーネギー

まったく希望が無くとも、目標達成が難しいと思えても常に手を変え品を変えやり続けることこそ目標を達成するために必要なことといえる。この「続ける」という事を考えたとき、この選手の名言が思い浮かぶ。

100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。

- 元テニスプレーヤー/松岡修造

目標を達成するために言えることは「やり続けること」といえる。宝くじもそうだが、買い続けなくては当たる確率は間違いなく0%だ。

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明確な目標を掲げること

私は偉人でも天才でもないが、凡人でも実感した大事なことが「明確な目標を掲げる」ことだ。ある小さなレースであるが「年代別で優勝する、それ以外は負け」という気持ちで練習した。「目標」を「明確」にしたことにより練習にも身が入りシーズンオフにもかかわらず練習でベストタイムが出た。

明確な目標と成功の関係を「鋼鉄王」「ジョン・ロックフェラーに次ぐ史上2番目の富豪」と言われるアンドリュー・カーネギーはこう述べている。

「明確な目標」は、成功を目指す、すべての人に不可欠だ。まず求めるものをはっきり知っていなくては、誰も成功できないからね。

- 鋼鉄王/アンドリュー・カーネギー

まず目標を達成するためには、あいまいな目標ではいけない。個人的に目標を立てるときに気を付けているのは、「いつまでに」「どれくらい」「数字で」表すと明確な目標が立てられる。たとえば「今年は1勝する」ではなく「7月の全日本選手権で1分差をつけて優勝する」と目標を掲げたほうが具体的な目標になるように。

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まとめ:今この時から始めること

目標も明確を掲げた、毎日コツコツと続ける覚悟もできた、そして失敗も恐れないと決めた、とする。しかし何事も今この時がスタートで、今行動を起こさなくてはいけない。むろん続けなくてはいけないし、達成のために失敗することもあるだろう。最後はこの偉人の言葉で締めくくりたい。

私は気分が乗ってくるのを待たない。そんなことをしていたら何も達成できない。
とにかくまず着手することを知るべきである

– パール・S・バック

何事も「今始める」という事が重要だ。さらに今日という日は年の初めとしてスタートには最適な日と言えるだろう。これらは自分への戒めを込めて書いた事だが、この新年という日にこの記事が誰かの役に立てばうれしい。

ここまでは私がまとめた「目標を達成するために必要なこと」だ。ふと目標が遠ざかっていきそうなときに、これら賢人の言葉を思い出し今年こそ目標を達成してほしい。

参考:名言は今読んでいる「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」より。

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