マーク・カヴェンディッシュが付けていた事で話題になっていたOAKLEY JAWBREAKER(ジョーブレイカー)を購入。当初白だけ買う予定だったわけだけど「カヴェンディッシュモデルは次いつ入るかわからない」という悪魔のささやきにお答えして2つ買うことに。
販売戦略としては正しいが、恐らく行き渡るまでは入手困難な状況が続くのだろう。このJAWBREAKERはRADAR XLの後継機種として位置づけられているが実際はどうなのか。レンズの外し方から付属品まで細かく見ていく。
OAKLEY JAWBREAKER
こちらは当初から買う予定だった白色のJAWBREAKER。まずは箱の中を確認すると、他のモデルと同様にサングラスのケースや巾着袋が付属している。嬉しいのは鼻の高さが低いアジア人向けにアジアンフィット用のノーズパッドが付属していることだ。合計2つのノーズパッドは色々な骨格に合わせることが出来る。
私も鼻が低いので直ぐにアジアンフィットに変えた。
レンズは最新の「プリズムロード」。自転車のロードレース用に開発されたレンズで非常に路面状況が確認しやすい。たしかに多少天候が暗くとも非常に見やすい。RADARのイリジウムレンズを使っていた頃は、日差しが強い場合はよく見えていたが、少し曇ると見にくくなるという事が多々あった。
プリズムロードは少し薄暗くても路面状況がしっかり見える事に驚いた。まさにロードレースに特化したレンズと言える。さらにMTBやシクロクロスに使えそうな「トレイル」モデルも有るのでこちらも揃えておきたいところだ。もちろんランにも使えそうなのでトライアスリートにもうってつけと言えるだろう。
このJAWBREAKERはレンズの交換が容易に行える点も一つのメリットだ。ノーズ部の支えを跳ね上げると赤い部分が外れる仕組みになっている。上と下からただ抑えているだけだが、不安定な状態ではなくしっかりとレンズがホールドされている。
脱着は今までのOAKLEY製品でトップクラスの着脱式と言える。ジョーボーンやレーシングジャケットを使っていたが特に着脱しやすい。未だスペアレンズの情報は入ってきていないが、これだけ簡単に変えられるならスペアレンズが早く欲しいところだ。
なお、カヴェンディッシュのモデルは専用の巾着袋が付属している。こちらはコレクション用に購入してまだ1度も着けていない。自分のサイクル用品は白が多いので正直黒いフレームのサングラスはどう合わせようか悩むところだ。
カヴェンディッシュモデルと呼ばれる「Cavendish Polished Black/Prizm Road」は税別38,000円(税込み41,000円)と非常に高額。しかしカヴェンディッシュが戦略的にプロモーションを兼ねて使っていたことから、注目度は発売前から高かった。待っていた方も非常に多いモデルといえる。
ただここまで紹介してきたように、実は冒頭に書いた通り2つ衝動買いしてしまった。よく考え、やはり「2つもいらない」という結論に至り「カヴェンディッシュモデル」の方を手放すことにした。こちらに出していますので興味の有る方はお安くどうぞ。
Amazonは20%OFFで販売されていましたが、カヴェンディッシュモデルは無い様子。これからの季節日差しがどんどん強くなっていく。そんな中必需品といえるサングラスの中で今年特に注目されるモデルになりそうだ。