![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2024/05/534115-GRX_Di2_Double_Drivetrain_normal-638f3f-original-1713189617.jpg)
image:SHIMANO
シマノからグラベル用ワイヤレスコンポーネントのGRX Di2 12xグループセットが発表された。
主なアップデートしては、最適化されたエルゴノミクスデザイン、セミワイヤレス変速、12速カセットに対応している。機械式12速GRXの発売から1年足らずで、ワイヤレスの新型2024 GRX Di2が発表したことになる。
シマノの現行ロードコンポーネントと同様に、このグラベル用グループセットは、有線バッテリー、ワイヤレスシフターの構成だ。クランクセットやキャリパーなどは、機械式12速GRXシリーズコンポーネントで構成する。
人間工学に基づいた新しいコックピット
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2024/05/534125-ST-RX825_L_C219_3-1992f1-original-1713189694-600x600-1.jpg)
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GRX Di2は優れたエルゴノミクスレバーが特徴だ。似たような形状を使用しているにもかかわらず、新しいフードはかなり異なって見える。少し大きくなったシフターは、角度をつけたブレーキレバーのおかげで、グラベル用の定番となったフレアバーとの相性を考えての設計だ。
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2024/05/534122-ST-RX825_L_C219_1-1b783c-original-1713189693-600x600-1.jpg)
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より大きく丸みを帯びたレバーの接触面は、手への負担を軽減する。シマノによれば、ST-RX825シフターの重量はペアで415gだ。
GRX Di2 RD-RX825 リアディレイラー
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2024/05/534121-RD-RX825_C219_1-d8bb03-original-1713189661-600x600-1.jpg)
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シマノGRX Di2リアディレイラーは、ヘッドユニットや携帯電話などの外部機器と通信する。他にも充電ポートがディレイラー後部の小さなカバーの下に隠されている。ディレイラーは36Tカセットまでしか対応していない。
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2024/05/534118-RD-RX825_C219_3-b691e1-original-1713189660-600x600-1.jpg)
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シマノのロード用ディレイラーとの大きな違いのひとつは、GRX Di2ディレイラーのクラッチだ。RD-RX825の重量は310gで、287gの前モデルよりわずかに重くなっている。
GRX Di2 FD-RX825 フロントディレイラー
![](https://rbs.ta36.com/wp-content/uploads/2024/05/534117-FD-RX825_C219_2-2bae2e-original-1713189660-600x600-1.jpg)
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GRX Di2のフロントディレイラーは、最新のULTEGRAやDURA-ACE Di2のようなコンパクトなデザインは採用されていない。しかし、チェーンラインは、グラベルバイクの需要に応えるため、2.5mm外側に移動した。
これにより、フレームメーカーは、より大きなタイヤのクリアランスを確保したり、マッドクリアランスを拡大したりするためのスペースを確保できる。
フロントディレイラーは、既存の2×12 GRX RX820およびRX610クランクセットと互換性がある。48/31または46/30の構成が可能だ。FD-RX825フロント・ディレイラーの重量は142g