Photo:SUNVOLT
先日開催された全日本マウンテンサイクリングin乗鞍において、優勝した森本誠選手が着用していたウェアが私の中で話題だ。今まではSUNVOLT社製のライトワンピースを使用していたが今回のレースでは、なにやら怪しげな(深い意味はない)上半身が透けてしまうほどのメッシュ仕様のワンピースを着用していたのだ。
現状のSUNVOLT社のラインナップに存在しないウェアであるため、恐らく今回の乗鞍ヒルクライムに合わせて投入してきた新たなウェアであることは間違いない。その謎のSUNVOLT社製メッシュライトワンピースについて探っていく。
メッシュライトワンピース
Photo:SUNVOLT & 森本誠選手
今回、乗鞍ヒルクライムで投入された新型メッシュライトワンピースには大きな2つの特徴がある。一つ目は、ひと目で目を引く(色んな意味で)前面パネルの大胆なメッシュ構造だ。このメッシュ仕様は全面だけで、背中部分は通常のProfit生地を踏襲している。
このメッシュ構造は、以前当ブログで紹介した「ヒートテックでエベレスト登頂 実はドライナミックも下に着ていた」でも紹介した鎖かたびらのようなドライナミックに似ている。
今回の新型サンボルトのワンピースはここまで攻めていないが、メッシュ構造で汗を効率的に吸い上げたり、通気性が良くなるというメリットがある。また重量も相当軽く仕上がっており、170gを切る予定だという。オーダーはまだ開始していないが、来年年明けを予定しており、十分シーズンに間に合うだろう。なお、価格は未定。
乗鞍覇者の森本誠選手が使っている機材にはいつも注目が集まるが、来年はこの更に軽量化されたメッシュワンピースを着用した選手で溢れかえるかもしれない。ただし、上半身が予想以上にスケスケなので、レース以外での使用の是非は考える必要があるのかもしれない。
自転車界の褒め言葉(ものすごく強いという意味)で「変態」という賞賛をおくる習慣があるが、より一層その意味合いを強くしてくれるかもしれな、い。SUNVOLTの新作から、私は今でも目が離せない。
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