国内価格は38万円に決まったようだ。
LOOK785 HUEZ RSが猛烈にかっこいい。いままでの一角獣みたいな独創的なフォルムや、使いにくいISP(インターネットサービスプロバイダではなくインテグラルシートポスト)ではなくトラディショナルな27.2mmというシートポスト。はじめからワイヤー引きを狙ったケーブルルーティング設計、どれをとっても美しい。
そして、重量はフレームが730g、フォーク280gで1010gというクレイジーなバイク。しかし、TIMEと同じ祖先TVTだからルックも安心だろう。よく知られているけど、TVT社からTIME独立して別れたもう一方がLOOK。TIME社はその後TVTを吸収するが、TIMEとLOOKを生み出した祖先が同じTVTである点も見逃せない。
ルックのフレームはどう見ても迷走していたけど、トラック競技のフレームはどう見てもルックが良いし、タイムトライアルバイクのモノブレードもイケてる。そして今回の新型785も美しさが戻ってきた。おそらく、TIMEもいつか戻ってくることを切に願う。
んで、さらに驚いたのがジオメトリー。
あ、あれジオメトリーまともや
さて、今回の新型LOOK785の素晴らしいところは小さなサイズでもトレール量がちゃんと出てるところ。フォークオフセットは50mmでヘッド角71.8°、トレールは56.3なので、アンカーが提唱する「ちゃんとしたジオメトリー」に合致している。しかもスイートスポット。。。あとはリーチもジャスト。私はこの二点を見ている。
新型ターマックも確かに素晴らしいが、LOOKの新型車両も見逃せない。ホビーレースのヒルクライム用に超絶軽いバイクを作りたいとも実は思っているが現在のTIME VXRS WSの決戦仕様で6380gだったのでさらに攻められそう。
そんなこんなでメインバイクはTIME使いつつ、ターマック、785も合わせて使ってみようかなと思う。にしても、昨今のマンボウみたいで、ケーブルルーティング地獄、誰得なフレームが増えてきたけど、ここでやはりルックはトラディショナルなフレームを作ってきた。
トラディショナルなフレームばかりの時に、一角獣をリリースしたように、また時代は逆も繰り返されるんだろう。
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