実業団 J ELITE TOUR E1 修善寺ロードレース 7位

いよいよ実業団の開幕戦。修善寺16周回。やっとまともな距離のレースで嬉しい。結果はまたもや惨敗の7位。出走119名、完走36人。大阪で練習会を立ち上げてひたすら対策練習をしてきたのに勝てなかった。結果が全て、レース感のなさに無力さを感じた。情けない。準備をしてきただけに微妙な結果だった。苗村監督に、「なぜ前の集団に乗らなかった！」と怒られた。が、集団から飛び出たのは新しいなと。

沿道にはマツケン師匠、「どこ走ってんだよ前を追え！」と聞こえてきそう
。反省は多くあるが、正直集団の力で吸収できると思ったのが間違い。結局追いつけなかった。雑賀さん、岩島さんらが残っていたので安心してたけど、そこが間違い。

序盤から散発的にせわしなくアタックらしきものが続く。ただ、どれも微妙で落ち着いて見る。レース感が無いから雑賀さんと話しながら周回を消化する。というより、全区間の登りが遅い。大阪のZL練習会のほうがきつい。。。それでも温存するのもアレなので、なるべく回す。後ろを振り返ると結構いるが、多分いなくなると思って淡々と。

そういや、先週の広島でマトリックス、愛三、シマノにフルボッコされて命からがら完走したけど、「登り強調、下り飛ばして追いつく」というロードのセオリーを地で行ってた。E1だと「登り一生懸命、下りはそこそこ」と逆。集団のパワーが活かせない走りだ。実は私も教えてもらうまで、知らんかったから偉そうなこと言えんけども。。。

1時間半を超えたあたりから、周りがかなり疲れていて、岩島さん、ハラダさんらが積極的に回す。このあたりから、ローテは固定化されて後ろに20名ぐらい居る。下りで強調してくれるのは雑賀さん。登りはえっちらおっちら登る。登り区間はかなり緩めのペース。次第に取り残され集団は勢いをなくし、最終周回へ。

きりPや石井さんが落ちてきた。最終周回も安全な感じで。この時、雑賀さん、岩島さん、石井さんらが残っていたので、まともにやりあったら間違いなくアカン。二号橋から登り区間はワーッと上がったが、冷静に対処。東京時代に一緒に練習してた蓑原さん(たぶん)が登りで出てきて一緒についていく。ZL練習会的には4/5ぐらいの疲労度だったので、思い切ってピーク手前から仕掛ける。

下りに入ると「あれ、後ろが結構離れてる。。。」そのまま最後の登りを全開で踏む。すでに取り残され集団の頭とってもなんの意味もないけど、最後までホビーレーサーらしく走ろう。広島もそうだった。最後までたれずに、「周回で疲労して、ラスト一発で出しきる」そんな練習を大阪の仲間としてきた。

とってはいけない7位だった。2時間40分 AV279W、ZL練習会が2時間30分260-270Wで走ってるからまあまあ再現性は高い。ラストの下りからゴールは平均474W、これも練習通り。ただ、zwiftみたいに、パワー対決やってるわけじゃなくて、かけひき。ロードレースは「必要なときに、必要なぶんだけパワーを出し入れする」のがセオリー。

なので、平均はもっと低いほうが走り方がうまい。まだまだ下げないと。

雑賀さんに「強くなったなー！」と言われたけど、ここまで走れるようになったのは去年一緒に練習して、レース中も自分のチームメンバーのように的確なアドバイスをしてくれた雑賀さんのおかげ。とにかく私はレース感が無いし、走り方も知らない。

松木さんも、雑賀さんも転勤しちゃって、練習は一人でやってたけど今は北摂練で新しい仲間たちと切磋琢磨してる。目標の表彰台には上がれなかったけど、広島では必ず。

応援とサポートのために来てくださった、ななちゃん、ともさん本当に遠いところありがとうございました。結果で返せませんでしたが、次は必ず。ロード走るメンバーは本当に少なくなったけど、一人でもやれるだけ走ろうと思います。正直、チームのためとかは思わないんだけど、こうやって走らずにサポートしてくれる方が来てよかったと思える走りをしたい。

北摂練に付き合ってくれた仲間たちにも感謝。手探りで練習してて、本当にレースに適応できるのか不安だったけど今日わかった。ZLは広島であり、修善寺だ。あの周回は神コース。次の広島に向けて、ぐるぐるしましょ。