「90年代を走り抜けた架空のプロチームジャージ」
そんなコンセプトを元にCypherのデザイナーRyo Okamoto氏は新たなデザイン生み出した。今までのジャージデザインの傾向は、ジャージの布地をキャンバスのように使いドットや胸の切り返しといった奇抜な模様が特徴的だった。
今回のCypherジャージのテーマは「ネオクラシック」。ネオクラシックは過去のテーマを題材に、現代的にアレンジしたスタイルだ。そこで架空のプロチームという切り口、架空のスポンサーロゴを新たにデザインしCypherデザインとして再構築した。
デザインは2種類。シンプルな赤と黒のデザインで、ワンポイントロゴをあしらったモデルだ。今回はSUNVOLTが新開発したジャージはS-RIDEサーモスーツを使用している。
新型のサンボルトDWR(耐久撥水加工)プレミアムサーモテスト、洗濯6回後、走ってきて7回目洗う前。耐久性かわらないから、今週のシクロクロス後に高圧洗浄機と戦わせるぜ! pic.twitter.com/FKvPUFmGVL
— IT技術者ロードバイク (@FJT_TKS) November 8, 2019
S-RIDEサーモスーツは、ウェア表面についた水分を水滴にして分散させるDWR(耐久撥水加工)を使用している。保温性と撥水性を併せ持つ秋冬用の裏起毛セパレートワンピースだ。実際に使用したが雨やドロを弾くためウィンドブレーカーやレッグウォーマーなどを組み合わせれば、秋口から春先まで長期間使用することができる。
もう一方のデザインは「S-RIDE プレミアム サーモジャケット」を使用したモデルだ。パープルをあしらい、落ち着いた大人の雰囲気でまとめられている。
S-RIDE プレミアム サーモジャケットもウェア表面についた水分を水滴にして分散させるDWR(耐久撥水加工)を採用し、伸縮性に優れたイタリア製の高機能なファブリックを使用している。
今回のCypherデザインはセパレートワンピースタイプとジャケットタイプの2種類の展開。募集は11月20日(水曜日)までと残り3日。いつものように受注予約生産のみ。期限は短いが、すでに寒くなってきているためすぐに手にしたい人のために配慮した。
募集は「秋冬用の裏起毛セパレートワンピース《予約販売分》CYPHER サーモスーツ」からひっそりとスタートしています。締め切りは間近ですが人とかぶるのが嫌な方はぜひ。DWRのサーモスーツはシクロクロスの試走でも使用しています。