Photo:Kei Tsuji
まず、レース開催のために尽力してくださった京都車連の方々に感謝いたします。「自粛」ではなくどうやったらレースを安全にできるかということを考えてくださっていることがヒシヒシと伝わってくるレースでした。
レースできるってありがたいなぁ(´;ω;`)・・・。改めて気付かされました。いつも1分単位でオンスケの関西シクロクロス。神運営が今年も炸裂。
いよいよ2020シーズンの関西シクロクロスが始まった。初戦は紀の川。紀の川は三年前から関クロで使用されているけど、1年目はスーパードライ、2年目はスーパーマッド、3年目はドライ〜マッドとシクロクロスらしい良いコース。
昨年と比べると泥は浅い。今回のようなシャバシャバのドロの場合は、マッドタイヤじゃなくてDugastのタイフーンやFMBのスラロームが相性良さそう。マッド区間は全体の30%ぐらい、それ以外の区間でスピードに乗せないと不利になるかもな、ということで昨年と同じくタイヤのパターンはいわゆるミックスに。
朝の試走はC1は禁止なのでゆっくりと家を出る。
C1 11位 23%
Photo:Kei Tsuji
以下、例年通りのメモ。
- レース:2020-2021関西CX紀ノ川第1戦
- カテゴリ:C1
- 順位:11位
- コンディション:ドロ(水系)、芝
- 天候:晴れ
- 14時の気温:20℃
- タイヤ:FMB SSC SLALOM 33c
- 空気圧:フロント1.17BAR、リア1.22BAR(気温変化でレース中は若干前後)
バイクは2015年からずっとTREK BOONE。海外のレースで最も使用率が高く、コントロールしやすい柔らかいバイク。コンボはGRXにデュラ。
空気圧はスタートしたときは1.3と1.37だったんだけど、レース後気温が下がっていたため再度計測をすると1.17BAR、1.22BARに下がっていた。昨年はチャレンジの一番良い1本2万円のSETA シルクのグリフォを使っていたけどやっぱりFMBのほうがタイヤとしての使いやすい。
ただ、ライダーに合わせて空気圧調整しないままだと性能発揮しないのはFMBさんが言っている通り。私の場合は、砂であれば1.0〜1.1BARほど。基本は1.4barから下げていく感じ。ただ、これは好みとどれだけグリップを稼ぎたいかというのもある。
優勝した川村さんも同じくFMB SSC SLALOM 33cだけど、体重は多いから1.8〜2.0BARほどじゃなかろうか。同じタイヤを使うコータは1.6とか言っていたような。ハナキンも1.6ぐらい。体重によると思うから一概には言えないんだけども。
試走するとドロだった。空気圧は試走の段階では1.25BARほどだった。ただ、問題は14時には一部が固まるだろから、0.1BAR上げたというのが試走での結論。コレで十分グリップした。世界の辻啓さんが走ったあとに「ドロが固まってバームみたいになってる」ということだったが、本当にそうなっていて走りやすくなっていた。
キャンバーも、烏丸に比べるとキャンバーな感じがしないイージーなモノで普通にするすると登れた。シケイン手前がいやらしいレイアウトだったので、一つ手前で降りるか、もしくはコーナーリングしてから降りるか考えたけど、一つ手前で降りたほうが早かった。
ドロ区間は、パックのときは前の人のラインの上を通ればよかった。ただ、真ん中区間のほうがドロが浅くて速く走れた。スライムみたいなドロの方は左側走ったほうが早かったが、正直スピード付けてパワーで押し切ったほうが良さそうなドロだった。
Photo:Kei Tsuji
全体的にはイージーなコースで体力勝負といったところ。ワンミス、パックからこぼれ落ちると終了という感じ。
スタートは2列目。スタート直後は戦闘先細りになるため、横から抜こうと思っていたけどそう甘くはなく、おそらく20番手ぐらいで第一コーナーに入る。落車が発生し足止めを食らうも淡々と走る。落ち着いて走るのが大事。その後はコーナーもいい感じで走る。
序盤のパックで必死に追い上げて暫定8番手。5〜10番手ぐらいのメンツに混ざる。
空気圧を下げすぎなのかわからないが、ドロ区間での失速が大きい。左のドロを選ぶか、右のドロか1周ごとにラインを変えながら確認する。結局最速のラインは一度左側の踏み均されたラインを取ってから、センターに抜けて、右側のコーステープ押しながら左に戻るライン。
ウネウネのクランクも抜けてなんとかパックにとどまる。
途中、コータ選手がドロ区間でミスったところで2周回ぐらいパックで走る。というか、集中して走っていて後ろに着かれているのに気づかなかった。かなり必死。そのあとは、自分がミスってしまい、遅れる。今回はワンミスで離されて順位を徐々に下げてしまった。
その後は、クボシン選手の後ろについてラインを勉強させていただいているとコッシー選手が最終周回手前で合流。ドロ区間でワンミスしてしまい致命的に離される。そのあとはノーミスで行ったもののそのままタイム差となり11位フィニッシュだった。
以下反省点。
サドルには乗らず、できるだけリアブレーキ、後輪加重しながら、カウンターステアしつつ、外足でバイク立てるイメージ(イメージはイメージです。)。
一時期は8位まで上がったが、そのでコータ選手と一緒に耐えられず(脚もテクニックも彼が上、タイヤは一緒w)でかつ自分のミスが多くチャンスを逃した。後半回復しようと思って、クボシン選手の後ろに張り付いて消極的な走りをしてしまった。
最後にまくれたらいいなぁ、と企んでいたけど自分の場合は淡々と一定負荷で踏み続けるほうが合っている。より前へ前へ行く走りをせねばと。最後コッシー選手の後ろにつかせてもらったんだけど、あきらかにコーナーリング早い。あと気持ちが強い。
とまぁ、初戦の順位11位はあんまり納得していない。まだできること、やるべきことは多い。これから3月まで毎週レースだけど、基礎的なスキル練習は継続的にやる。8の字とか基本からやるんだけど・・・。
本日も世界の辻啓さんから写真を多数頂戴しました。レース前にタイヤの話をしていたんですが、レース中に「タイヤコレで行けるわ!」と余裕そうwwwC2の優勝は辻善光選手でしたwwwC2めっちゃおもろいレースだった。
レース前に辻善光選手が、娘さんめっちゃ大きくなりましたねと。
本日も色んな所から応援が聞こえて嬉しい。良い位置で走れるように頑張ろうと思います。
おまけ:娘氏は1歳10ヶ月で初レースに。両足でフロントブレーキを使いながら走る。アンパンマンのお菓子をもらって嬉しそうだった。
今年はシクロクロスのスポンサーもやっている亀の子束子を買ったけど、一気にバイクえてよい。
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