夏の暑さが落ち着くと、次第に日の出が遅くなり、夕方に薄暗くなるのが早くなった。私はいつも決まった時刻に起床して朝練するのだが、外の薄暗さに季節の移り変わりを感じる。毎年この時期になると、ライトを着けて朝出発するようになる。
いつも気がかりだったのが服装だ。ブラックや薄暗い色のジャージばかり所有しているため、どうしても車からの視認性が悪い。ただ、ライトをつけているからいいや、とばかり思っていた。しかし、早朝に自動車を運転する機会があったのだが、その考え方は間違いだと気付いた。
薄暗い時間帯は、意外と車からサイクリストが見えにくいことがわかった。逆の立場にならなければわからないこともある。自転車に乗っているときは車が怖く邪魔なものと感じるし、車に乗っていればサイクリストは怖く邪魔なものと感じる。
それぞれ自分の目線だけの世界ではなく、サイクリストは自分自身の存在を自発的に知らせることが安全につながるのだと気付いた。テールランプやライトを着けた走行、昼間でもライトを着けるデイライトを点灯しているサイクリストも居るが、車を運転していて一番目立つのは工事現場の方が着用している反射ベストだった。
こういうやつ。とはいえ、これをサイクルウエアとして使えなくもないが、多少なりともオシャレ感とバタつかないエアロダイナミクスはほしい。そこで見つけたのがHI-VIZ高視認性反射ベストだ。
HI-VIZ高視認性反射ベストはもともとはロードバイク用ではなくブルベライダーの要望で開発されたものだ。ブルベは時間を問わず走る必要があり、夜だろうが朝だろうが昼夜を問わず走る必要がある。その際、視認性を高める事で安全性を高めている。
自らの存在を能動的に知らせることで安全性を高める。それがマナーである一方で、自転車に乗って走るのならばブルベに限らず備えておきたいベストだ。
HI-VIZ高視認性反射ベストは視認性を高める仕組みを備えながらも、通気性を備えているため高い運動強度で走ることも可能だ。またバタつかないように伸縮性を併せ持つ軽量メッシュ生地を採用している。体にフィットする。
バタつきを抑えたシルエットはタイトに着てもストレスを感じることが少ない。そのため、夜間や早朝のトレーニングライドや通勤ライドにもぴったりだ。
それ以外にも細かい作りこみがされており、ベストを着用したままでもサイドのスリットからジャージのバックポケットにアクセスできる。このHI-VIZ高視認性反射ベストは冬用のジャケット等の上からも着用できるため、9月下旬から4月の春先まで半年以上活躍してくれる。重量はMサイズでわずか92gだ。
日が短くなり、車からサイクリストを認識しにくくなるシーズンがはじまる。自分自身を認識してもらうことによって安全性が高まり、事故に遭遇する確率を減らせるのであれば、これからの時期にHI-VIZ高視認性反射ベストは必須のアイテムだ。
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