電子負荷制御三本ローラー ARION DIGITAL

仕事に追われ人のブログも見る暇がなく、チームのLINEも何故か脱退していた(Android移行したためか?)
情報収集も0になりまったくの浦島太郎でさらにランニングしかしていなかったから体力の低下がきになっている。

今回は現段階のパワーメータ市場で珍しい、マシンに搭載しないタイプのパワーメーター
ELITE ARION DIGITAL
について調べてく。
今回のあまりにも情報が少なく書くのやめようかなと思ったけど、負荷を生み出す構造と誰もが知りたいはず各段階におけるワットを載せられそうなので復活第一弾で気合をいれて書く。

発売は年末クリスマス頃とのこと。

実はELITE ARION⇒ELITE ARION MAGとARIONシリーズを渡り歩いてきているユーザなわけだけど、シルベストの先輩と、三本ローラーこそが自分に自転車の乗り方を教えてくれたと言っても言いすぎではないかもしれない。

EURO BIKEに出品されていたELITE ARION DIGITALだがその情報といえばLIVESTRONGさんのBLOGにもある通り、情報が少なくパッとしないので、特にELITE社に何かされたわけではないが色々と凄そうな三本ローラーなので詳細を見ていく。

その前に固定と、3本ローラーどちらが好まれて使用されているんだろうか。周りの先輩たちの家庭での使用状況を覚えている範囲で記載していく。
Kさん:ローラー乗らない
Mさん:ミノウラ三本と固定が家にあった
Rさん:負荷付き三本が家にあった
Yさん:固定V270
Mさん:固定
FJT:ARION MAG
恐らく三本ユーザーはMさんとRさんだったと思う。
面白いことに、なんとみんなばらばらだけどみんな強いことだ。
だから、練習する一つの道具として、固定と三本は一つの選択肢であり、どちらを使ったからといって何か問題点がでてくるわけではないが、個人的には負荷がついていない三本は固定に比べてパワーを指針としたトレーニングは非常に難しいと感じている。

Arion Magは300W程度なら出せる代物だが、固定の300Wとは回した時にその負荷の感覚が異なる。その理由はドラムの減衰するスピードにあるとおもう。固定の300Wの場合は少しでも休めば一気に減衰する。ガクンとゼロになるから、常に一定の出力をあたえつづけなくてならない。イメージとしてはヒルクライムと同じなんだろう。坂を登る際に傾斜により引っ張られ減衰するスピードは固定の減衰するドラムと同じなんじゃないかと感じた。
では、三本ローラーはどうだろうか。Arion MAGの場合でいけば、300wをかけていても減衰までにいくらかの時間を要する。ホイールが回り続ける力もその時は時速38km-40kmほど出ているから慣性はかなりあるはずだ。この点があってか維持することが固定に比べて非常に楽に感じる。だから実走に近いのもこのためなんだろうか。

そんな妄想をしながら肝心のローラー一体型パワメーターをみていく。

■過去にもあった固定式パワメーター
色々買って試した中にElite Crono Wireressというローラーがあった。価格は七万円程だがこの機材の利点はワイヤレスでパワーを測れるところだった。まだ尼崎の家にいた頃はこのパワーメータを使ってパワトレしていた頃もあった。過去の記事にもあるはずだ。ただ難点があって、誤差が10%以上ある。計測にはPTを用いている。
そのため結局PTを使うことになった。
計測の方法に問題があると思っていて、ドラムの回転から出力を計算するため、空気圧に一番影響されやすく駆動損失なども無視されることから信憑性はないに等しかった。

■Arion Digitalの負荷について
その前にArion MAGを分解して見た。その構造はいたって単純だ、三本中真ん中のローラーにギミックが仕込まれている。具体的にはドラムのサイドにかなり強力な磁石が有り引きつけ合うことにより負荷を生み出している。出力は3段階あるが無負荷、磁石半分、磁石全部と言った感じだ。その他の構造は無印と何も全く変わらない。
では今回のデジタルはどうだろうか。
まず目を引くのがAnt+に対応していると言うことだ。
ならガーミンで拾えるじゃんと言うことになるんだけど、そうしない方がいいようで理由はの付属品のサイコンについてはべつに書くことにする。

■前作とは全く異なる構造
今回のデジタルの負荷を生み出す部分はどこにあるのだろうか。こちらも前作と同じくセンターのローラーにある。特出すべき点は抵抗ユニットがローラー内部に内蔵されているという点。一番心配していた前作のスライド磁石式がただ単に電動化した子供だましとは違う機構だ。抵抗を生み出す仕組みはおそらくこの内部の抵抗ユニットをエアロバイクのマグネット式と同様の機構で負荷をかけれる仕組みなのだろう。

■出力について
従来のパワメーターならば必ず精度として何パーセントか表示されているはずだ。
しかしこの製品はその値がない。よって速度から出力を出すのだろう。この点は以前のワイヤレス式と比べなんら変わりない。

■出力の制御
この点は他のパワーメーターでは実現されない、オリジナルな機構だと思う。
出力の制御の仕組みは三通りある。
すべての制御は付属のサイコンからワイヤレスで行う。
まずは16段階の負荷。
値は以下の通りだ。

speed (km/h)
lever position 10 20 30 40 50 60 70 80
Level 1 40 95 151 208 265 320 375 430
Level 2 41 99 160 223 287 347 408 469
Level 3 42 103 168 238 308 375 442 507
Level 4 43 107 177 252 330 402 475 546
Level 5 44 111 185 267 352 429 508 585
Level 6 45 115 194 282 373 457 542 623
Level 7 46 119 203 297 395 484 575 662
Level 8 47 123 211 312 417 511 608 701
Level 9 48 127 220 326 438 539 642 739
Level 10 49 131 228 341 460 566 675
Level 11 50 135 237 356 482 593 708
Level 12 51 139 246 371 503 621 742
Level 13 52 143 254 386 525 648
Level 14 53 147 263 400 547 675
Level 15 54 151 271 415 568 703
Level 16 55 155 280 430 590 730

次に一定の負荷をかけるモード。
メーカー紹介にはないが、以下のシミュレーションができる。
坂道、平坦。
このことにより始めに書いた三本ローラーの欠点、惰性が無くなる事になる。この機能が強力ならば固定ローラと同等の筋肉疲労をあたえる事ができる。三本ローラーの唯一の欠点は、固定よりも耐乳酸のトレーニングに向いていない事を感じている。しかしこの昨日が本当なら三本と固定のいいとこ取りを、実現しているんじゃないかと期待している。

以上のように他では見ない機能を持った本ローラーだが、お値段が900ドル近く、簡単にはお求めにくい。

一つ言えるのは、ジムに毎月何万も払うなら、ロードバイクとこのローラを勧めたい。