東洋フレームと、日本のものづくり

「最初に買った日本製バイクは、大阪のTOYOフレームが作ったものなんだ。」ゲイリー•フィッシャー

『スペシャライズドのマイク・シンヤードが1980年にリッチーに依頼したサンプル・フレームを、日本の高級フレーム工房の東洋フレームへ生産発注をしたことが、スペシャライズドのスタンプ・ジャンパーの誕生だ。』

東洋フレームは知る人ぞ知る大阪府柏原市に本社を置くフレーム製造会社だ。
シクロクロスをしている人で知らない人はいないはずだ。

以前からあの細身のフレームに乗ってみたいと熱望していたところに、たまたま東洋フレームに乗れる機会があり試乗した。

ジオメトリーは殆ど一緒でDA78でアッセンブルされたこのフレームは細身というよりはやや近代的な構造をした企画物のフレームだそうだ。
恐ろしい事に、決戦仕様は8kg台。
というか、自分のマシンとほぼ一緒というところに驚く。

まだコルナゴのMaster X-Lightを買う野望は捨てていないが、細身のホリゾンタルに一つの憧れを感じてしまうのだ。

早速試乗し、思いっきり踏んだり、ダンシングしてみたりすると、はっきりとその性能がわかる。明らかにカーボンとは違うアルミという、特徴がわかる。以前ラバネロのフレームに乗ってその乗り心地に感動した。
正直なところカーボンは乗った瞬間にどれも高次元でまとまっているからだろうか、大きな違いがわからない。

アルミや、クロモリは乗った瞬間に独特の雰囲気と乗り心地がある。
単純に乗り心地や技術者のものづくりを考慮した場合、これらはカーボンよりも圧倒的に自分にあっている。

乗り心地は一言で言うと、ブログに書きやすい性能だ。
何が言いたいかと言うとそれほどはっきりとフレームの特徴がわかり、言葉で表現しやすい。

まず、漕ぎ出しはやや重たい印象だが、
ダンシングで踏み込んだ時に分かる事は踏み込んだあとに、真ん中にフレームが自然と戻ってくる。ターマックは、踏み込んだ時に、踏み込んだほうに重心が残る。そしてまた反対のほうに重心が移動して踏むといった感覚だ。しかしこのフレームは、踏んだらすぐさまセンターにフレームが戻りまた踏み、センターに戻る。
センターに戻る時の感覚はこれまた独特で前方向に戻る感覚、ようは進行方向にむかってセンターにフレームが戻る感覚がある。

これらの感覚は硬さからくる物なのかと思っていたので、聞いてみたら
フレームの精度が良いから、だそうだ。物を作る際にシンメトリーに作るのは非常に難しい事だと以前聞いた事がある。カーボンだとなおさらで、左右差や、接合方法によって完全なシンメトリーな物を作るのは難しいそうだ。
ここに国産のものづくりが詰まっているのかと思うと、お財布がアシストに引かれ、いつでも発車できる体制にはいる。

東洋のフレーム自体を買うのはまだまだ先だろうけどあるメーカーのフレームは東洋OEMだそうで、今狙っているところだ。

しかもかっこいい。

精度という事を上げると国産のアンカーも良いそうだ。

冬は乗り込むのも大事だが、自転車として、ものづくりが感じられる自転車に乗りたいというのがある。

どうしても今年の冬、むしろずっと使える一台として国産の細身のホリゾンタルフレームが欲しいところだ。

最後に経営者の思いを読んで、今のものづくりと、技術者とは何か?について畑は違えど考えてしまうのだ。
http://toyoframe.com/about-toyo/think-us/