第4回白浜クリテリウム
二年ぶりの白浜クリテリウムだ。私がまだE2だった時ノーマルバイクで参加してポイント取った。店長が優勝して、所長も表彰台、シエルボのオーちゃんも当時表彰台だったな。私はノーマルバイクで、YBさんからホイール借りて出た。そんな時代。白浜は思いのほか楽しくて来年も出るから記載しておこう。
レースは二日間行われる。一日目はタイムトライアルだ。三キロを駆け抜ける。タイムトライアルバイクをしても良い。タイムトライアルは空力やら、パワーやらコーナーリングやら私の好物が詰まっているが、レース前日にマシンを受け取り当日セッテイング無茶苦茶で走ることに。
マシンはUCIの規定にドンピシャジャストの一発車両検定パス。しかし、初めて乗るタイムトライアルバイクは怖い。死ぬかと思ったが、感覚を頼りにサドルを調製した。最後は現地に駆けつけた村上メカニックに最終調整をしてもらう。
選手であり、選手のくせを理解して一人一人組み付けを行う。だから実業団の口うるさい?メンバーからも信頼を得ていたのだろう。正直言い方は悪いけど自転車って自分でも組める。だけど実業団のメンバーは皆彼に見てもらっていた。付加価値とは何か。そんな小さな差が、一つのシフトミスで順位が変わってしまう競技者の大きな差になる。
いろんな意味で私のバイクを最終してもらった。誰でもできることは、求めていない。選手がメカニックに求めることをよく理解しているのが彼だ。
個人タイムトライアル17位
平地はパワー勝負。体が軽い私は不得意だ。58.5kg風も強い。ただ、肩幅が狭くて小さい時からのスキーのくせで肘と肘がくっつけても急な前傾を取れるのが幸いしてか前方投影面積は小さいようだ。最近パワー見なくても脳内にパワーメーターがある。
アップ中に、チームのLさんが別カテゴリで優勝した。風向きを聞いてデーターを集める。
淡路島で学んだとおり、初めからあげない。MAXパワーより五分のアベレージを高めるそんな感じ。この日は全て向かい風とコーナーリングで差がつくだろうと判断しバックストレートで全開。山崎店長が、前日に「どこでブレーキするか目印つけとけ」ということを守る。
徐々に減速して行かないで、コーナ直前まで最高速を保ったまま、一気に減速。スピードを殺さないように曲がる。その繰り返し。目で見るブレーキタイミングは、小さなコツだけど、タイムトライアル一年生にとっては大きなコツだ。
スタート前に、シエルボのおーちゃんと、所長にもアドバイスもらう。わからんことだらけだけど、おもろいな。まさに科学だ。
第二コーナー立ち上がりは向かい風だから、ダンシングしないですぐにエアロポジション取れと所長に言われたので守る。0.01秒の積み重ねを大事にしろと。
結果はギリポイント圏内でホッとした。初めてのタイムトライアルと、この日はじてて乗ったバイクは怖かった。そういう意味では少しポイント取れたのが嬉しい。正直タイムどうこうよりもポイントだ。それが全て。
どんなに良い走りをしても結果が全て
正直タイムはどうでもよかった。今はチームへ加算されるポイントが重要。ホンダ栃木さん、竹芝さん、アヴェルさんと総合は揺れている。人数は多い当チームだけど、人数だけいてもダメ。わりと人数いなくても強い人がいることが重要。てっちゃんや、まつけんさんのような強さが欲しい。練習あるのみ。クリテは沈んだ。
スタート前にプロ選手がアロマを鼻に詰めてるのをみて、SATOマッサーに精神が落ち着く配合をいただいた。アホズラだけど落ち着けました。オススメです。
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