堺クリテリウム雑感

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光あれば闇あり

チーム的には良い結果だった。ただ、各カテゴリ落車や負傷者が多いレースだった。チームメンバー以外の知り合いも巻き込まれるなど内容的にはなんとも複雑な気分だ。

ニュースサイトや各ブログでは栄光のみにフォーカスし華々しさが目立つが、それら華々しさの確率よりも落車や怪我機材トラブルの方が圧倒的に多いと言ったとしても選手は誰も否定しないだろう。

自転車競技は一位以外は全員負けという残酷なスポーツだ。二位は負けだ。ただ、魅力的な走りをする選手もいる。毎レース積極的な走りをするなと思うのが練習仲間でもあるミッチーだ。

群馬、舞洲、堺と一緒に走ってきたが、終始積極的に前で展開し存在感のある走りをする。一件すると温存などしてないかのような果敢な走りは計算され、最終ゴールスプリントでも常に着に絡む。現在実業団個人3位の実力が物語っている。

今回もファーストから行ったのはミッチーだった。私は見てるだけだったが、すでにスタートする前から負けていたのかもしれない。考えて走りどんな展開で行くのか頭の中で組み立てているのだろうか。敵のチームだが、チャンスがあればゴール前アシストして勝ってもらいたいと思える走りをする選手である。

対して同い年の我がチームのさとちん。ミッチーと同い年だ。カテゴリは一つ下であったが、監督を忍ばせよく先頭を引いて動いていた。まだ最近酒が飲めるようになったばかりの20歳の二人には負けてられないが、堺の前日の練習後二人といつものパン屋へ。

びっくりする事に二人ともめちゃくちゃ礼儀正しい。ご両親に感謝せねばならないほど、と思うほどである。なにより謙虚だ。いつの間にか堺の雑感から人間雑感になっているがこの両名の選手の走りが良かったので問題あるまい。

肝心の私であるが、「え?どこにおったん?」と言われる始末の走りだった。昨年は8周回中7周前で展開し最終周回落車で足止めという結果だった。今年はなかなか走っててもあまり力が入らず。後方でゆらゆらする。

ただ走ってただけになってしまったことは否定しない。最終周回、ドライなのにオーバーランして転んでしまうような選手がいる位置で走ってしまう。落車するような位置でしか走れない自分が悪いわけだ。

この辺は群馬で学んだはずだが生かされていない。熊野ではこのようなおバカな走りはもうしないようにしたい。最後、集団を見送った後踏むのをやめてサイクリングでゴールした。

それにしても最近で一番落車が多く負傷者が多いレースだった。レースに出ないとわからないことがある。あの急ブレーキでリムが焼ける匂いと、自転車の鉄の塊に布切れ一枚の人間が時速40km/hのスピードで重なって突っ込んでくのを見ると、つくづく人にお勧めできないスポーツだ。

堺クリテリウムに出てやはり落車が起こるようなところでしか走れなかったことを反省した。ただ、熊野では前で展開できるようにしっかり準備し練習していきたい。

堺のレースの後にプロテインバー一本だけ買って、一人反省会で登った十三峠の夕日は普段よりも目にしみた。

また、がんばろう。

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