Photo kikuzo氏
シマノ鈴鹿を改めて振り返るとチームで協力して走ることは楽しかったが、難しいレースだったなと感じる。戦略的な面もあるが、レースの中で動くのは本当に難しい。ただ単に流れに身を任せて集団内で温存しておくのは誰にだってできるが、その中で大きな集団という本流から外れて何かを成し遂げようとすると簡単にはいかない。
Photo Takagi氏
反省すれば切りが無いが鈴鹿で一番記憶に残ってるのはチームTTだ。ちなみにメンバーとは一度も合わせず、レース当日のぶっつけ本番だった。マツケンさんとは何回も合わしていたものの、他のメンバーとは一度も合わせていなかった。スズカ5ステで二位になったもののトップとは10秒以上離されている。
ローテはチームオーダーで一周引かなかったので最後まで一定ペースで引けたがマツケンさんの負担が大きい。始めから四人で回してたらどうなったかと想像したがまぁ、後の祭りだ。そして、一番感動したのはこまっちゃん。最後の苦しいところで前に出てきてくれた。この男マジで何かを持っている。
最終周回すげェ辛い中で、笑いがあったのはさすが関西のチームだ。右から上がって来た時爆笑してしまった、極限の最終周回。もがいたものの力及ばず二位。一位を狙いに行っていたので二位は悔しかった。皆で表彰台に登りたかったが、仕方ない。
鈴鹿は本当に難しいレースだ。出ている人もロードレースを走り慣れているわけではないし、戦略を立てても必ずしもうまく行くとは限らない。そんな中で勝つ人はやはり本当に強い。久振りのレースということで熱くなってしまった部分は反省する所だが、実業団の後半戦に向けて良い刺激となった。
安心したら簡単に順位は落ちて行く。実業団のチーム総合は現在1位だが、安心してたらすぐに陥落するだろう。1レース1レースを確実にとって行きたい。今週から連日レースだけどケガしないように後半戦へ望む。