機材とは見ているだけでも楽しい。と、思い始めたら終わりなのかもしれない。使うことこそ本質であり、博物館に飾るような扱いは機材に失礼だ。我が家にも使っていないフレームがゴロゴロしている。引っ越して出てきたフレームは主にTIMEのものだがこのまま手元に置いておくのはかわいそうに思えてきた。
いつか組み上げて乗るかもしれないという淡い思いは、いつまで経っても実現しそうにない。これから訳あって家にはバイクが増える予定なので思い切って次の持ち主に譲ろうか。ただ、大阪の某ショップで「非売品」として扱われる往年のTIMEの名車がある。骨董品的な価値があるのだが、知らない人が見ればただのホリゾンタルの旧式だ。
今引っ越しで生活のペースを戻すのに苦労しているが、一段落したら色々とやろう。まずは荷ほどき、練習のルーティン化、朝練の参加、また1からだけど自分が大変だ、しかし大変だと思い混んでいるだけで実際はやりたくない理由を並べているだけだ。まずはやってみる。やらずして何も生まれない。
できない理由を考えて並べるのではなく、どうしたら実現できるか考える。一つ一ついびつに並んだ物事や機材をうまく整理するために、生活のデフラグを繰り返えしていこう。