シクロクロス機材の要はタイヤ

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まさにアルティマウエポン的な組み合わせ。試さねば自分の言葉で書けぬと思い、リム幅28mmの新型ENVE CX超ワイドリムにデュガスのチューブラーを付ける。まぁ、言ってしまえば正直な所転がり抵抗はチューブレスのIRCシラクのほうが大変秀でている。もしもアスファルトの平地で使うなら間違いなくIRC シラクのほうが速い。

私は自分で使わずして、試さずして物事を語ることは不可能だと考えている。というわけでIRCシラク、今年出たシラクX-ガード、maxxis mudレスラー、デュガスタイフーン、デュガスライノと全て持ち込んで実際の感覚を確かめている。人間は計測器ではないので、相対評価でなくては物事の評価はできない。

ロード乗りの我々が「最速」を目指すならデュガスはあまりにもヒステリシスロスが酷く、転がりが悪い(と感じてしまったが、こう書くことにすごく勇気が要る)。タイヤの変形量はすなわち抵抗になり、損失になる。正しだ、ことシクロクロスにおいてはこの抵抗やサイドの柔らかさはアドバンテージになる。

もう少し試さないとわからないが、kossy先生の記事を読み、考え方の切り口が素晴らしく私の中で色々と気付きがあった。

チューブレスが好きな私は、あの記事を見て救われた。シクロクロスにおいてチューブレスタイヤの肩身は狭く、「使えない」と見られてしまう。それらはデュガスのような高級タイヤとよく対比される。自分で使ってみて、私が思ったのは、チューブレスタイヤの良し悪しはリム内径幅で、結構違う顔を見せる。

女子には前後irc 新型x-ガードの前後マッドで空気圧1.65barという調整。何とかCL1で二位。見てのとおり私のホイールを貸したんだけど。

もはや笑い話になってしまうが、私が昔ロードの世界でチューブラーよりもカーボンクリンチャーがいずれ主流になっていくと、データーを並べて述べた。この時、これでもかとレースや最速を競う競技で主流になっていく(スポンサー抜きで)と述べたが、当時は笑われるどころか、そんなアホな話あるかいと言われた。

今、機材を自由に使えるロードのアマチュア選手たちが使う機材について時代は変わったもんだなと思う。その一方で、やはり強い選手が結果を出さないとより信頼性が高い機材として認知されないと痛感した。強い選手が使って結果を出すと、後付でデーターは説明の材料として使われる。

しかし、先に優れたデーターを出しても「プロが使っていない」「強豪選手が使っていない」となると、データは役に立たなくなる。やはり、誰かが使って結果を出さねばこの自転車競技という世界では伝わりにくい世界なのである。

ただ、逆を考えてみるとプロモーション観点では使える。莫大な投資で「使いたくない機材を無理やり使わせれば」どんな機材も「プロが使っている機材」になる。ようするに、マーケティングである。という点は我々消費者がまんまとハマる手口である。で、ロードより規模が小さいシクロクロスとなると、タイヤは何をつかつたら、、と悩む。

最後は自分で使ってみて、自分の言葉で伝えるのが一番良い。直線走らせたら、チューブラーはチューブレスに劣る。コーナーリングはチューブラーの粘り強さに勝るものはない。ではメンテや使い勝手、費用対効果と、、、レーダーチャートにしたらきりがないが、ロードで行き着いた機材熱は、シクロクロスという競技でまたフツフツと湧き上がってきている。

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