暑さに耐えるか、負荷に耐えるか

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普段の室内ローラーを行う際に、種類の違う2つの辛さに気付いた。一つはお馴染みの負荷の辛さと、もうひとつは環境による暑さの辛さだ。トレーニングにおいて、暑さの根性論に関する無駄は小笠原選手の記事が有名だが、どれほどパフォーマンスに影響するかはわかっていない。

そこで、実際に実験してみることにした。被験者はわたしで、毎朝のローラー20minの出力と、心拍、体感的辛さを元に実験をしてみる。

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およそ15Wの差が出る

まずは、工業用扇風機全開でトレーニングを実施した。窓は全開。当然初っ端から辛い。はじめから息が上がり、汗は噴き出る。出力は低い。260Wに届かず、回すだけでも辛い。辞めたくなるし、なんでこんな暑い中、部屋の中でローラーするのかと、自問自答し始める。

アマゾンプライムのアニメ、ソードアート・オンラインのストーリーがよくわからなくなる。次第に出力低下。あまり良いトレーニングとは言えない。結局出力は258W程でかなり低めに終わる。翌日は環境を変えて、気を取り直して朝練。

ローラー部屋には機材があるから、除湿機をかけている。除湿しつつ、ダイキンのエアコンで除湿マイナス二度運転。工業用扇風機のコンボ。湿度は50%程で。重要なのは湿度、低すぎない室温。これでローラーを回す。260Wに乗ったかと思いきや、後半にかけて287-290Wに上がる。

いわゆる、足が回るというやつ。最後は平均273Wまで上がった。しかし、前日のエアコン無しのほうが体感的には辛い。それなら、部屋と体を冷やしつつ、高い負荷をかけたほうが良いトレーニングになるのだろう。暑い時期にレースがないなら、平日は間違った根性論であえて意味のない練習をする必要もなさそうだ。

明日土曜日も、早朝練習でサクッと走ろうかな。誰か走ってくれないか聞いてみよう。

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