言わずもがなですが(このような実験をやると毎回湧いて出てくるので)、自己責任です、おすすめしません。メーカー非推奨です(んなこと言われなくてもわかっ略)。
何度も言いますが、実験です。実走することはやめといてください。
GP5000のクリンチャー(チューブド)のチューブレス化は結構簡単にできました。使用したシーラントは粒子が荒い新製品の「NOTUBE RACEシーラント」です。あとはマビックコスカボUSTのテープ2重巻きでしっかり「パキパキ音」が鳴りました。
何度も言いますが、やってみたかった実験です。実走はおすすめしません。
使ったのはGP5000クリンチャー、MAVIC コスカボUSTと純正テープ2重巻き、NOTUBE RACEシーラントでとりあえず乗っても違和感ないですが、、、自己責任で。ちなみにめっちゃ乗り心地良いです。
で、GP5000実験中に超小さな発見。
謎の穴
いろいろとチューブレス化に向けて、タイヤの精度を測ったり上限の空気圧をのテストを繰り返していると、GP5000のタイヤの謎の構造があります。片側に2箇所空気が抜ける穴があいていて、左右で合計4箇所きれいに穴。クリンチャー用なのでチューブを入れて使うわけですが、おそらく「水抜き用の穴」もしくはチューブとタイヤの間のエア抜き用途かと。製造時に何かしら使用するかもしれません。
こっち側にも空いてます。
GP5000は非常に優れたタイヤですが、TLは重くて使う気になれなかったのでCLに荒い粒子のシーラントを入れてなんとか使えないかなと期待していました。結果的に普通に使えたので恐る恐る乗ってみたら、なんの問題もなし・・・。言わずもがなですが自己責任で。
というより、「何かが不安」という思いがあるのですが、内圧も、エアボリュームも多く、さらに荒目のシーラント入れているので空気の抜けもほとんど無いです。「タイヤ外れるかな?」と思いましたが、それならチューブドでも外れるやろ、、、と落ち着いて考えたら、意外に欠点がない。
サイドビードが薄いかな弱いかな?と思いましたが、マビックのUSTタイヤのほうがしょぼい。。。。うーんGP5000 CLをチューブレス化するのは意外と行けるかもしれない。
けど、おすすめしません。
Image: Aero-coach.co.uk
要するにGP5000のチューブレスレディというわけですが、やっぱりビードがCL用なので不安が残ります(といってもチューブ入れるのと違いが見いだせませんが)。そこを荒い粒子のNOTUBEレースシーラント(6mmまで塞がる)でしっかり塞いだ、というわけです。おそらくさらに転がり抵抗を軽減できて、そして軽いタイヤが出来上がったわけですが、かなり乗り味良いです。
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今回使用したのは、この「赤ボトル」です。bikeradarで「最も塞がるシーラント」に選ばれた強力なシーラント。
もう少し人柱的に使ってみようと思います。「タイヤが外れる」というのを気にしていますが、内圧のかかり方はチューブでも一緒ですし、更にいうとチューブが無い分エアボリュームは高まります。そう考えると「結構チューブレスレディタイヤとして使用するのありなんじゃね」というところに行き着きそうですが、エアーの抜け具合などデーターを取る必要がありそうです。
リムとタイヤの相性はあると思いますし、「パキパキ音」が鳴らなければ(もしくは聞いたことがなければ)やめたほうが良いと思います。とりあえず、使えましたということですが、自己責任で。
GP5000クリンチャーのチューブレス化は思いの外簡単にできました。しかし、何かよくわからないけど不安という説明のつかないハックです。安全性も怪しいですし、実用性も低いとおもいます。
追記:SOYOのラテックス運用で通常運転に戻しました。DISCブレーキはこの運用が安心。
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