ギアの大小による駆動損失 フロントチェーンリングの場合

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恐らく、シングルスピードならフロントチェーンリングとスプロケ単体で考えれば良いので考えやすいが、
いざ、10sでインナーアウター考えた場合には駆動損失はインナーにいれてトップギアにした時のような斜めに向かってチェーンが張られる場合にも駆動損失は変わってくる。
昨日めんどくさくなって、京のスパコン使って計算で快感を得ている人に相談したけど、やっぱり自分で考えることにした。

確かに式でも駆動損失は出せるが、今回はチェーンのコマを擬人化して考える。チェーンのある一部のコマは隣り合いお互い手をつないでいるイメージ。
上側チェーンのある位置にいると仮定し、
スプロケとチェーンリングの間に擬人化したコマさんがいる場合、クランクを回すと引っ張られてチェーンリングに近づいて行く。チェーンリングに達したらここでコンパクトとノーマルの場合ではどんな違いが出るのか駆動損失を考えるとすると、色々な要素が確かに考えられるが、チェーンリングを単純にただの円として考えた場合ノーマルと、コンパクトではコマとコマの間の角度が変わってくる。
下り坂で道に沿って曲がろうとした場合、緩やかなカーブの場合は特にハンドルを切らなくとも曲がれるが、急なカーブだとある程度ハンドルを切って内側に入っていかないと曲がれない。
チェーンリングの大小のみを考えた場合の駆動損失はこのコマの角度がロスとなるのかと思うが、ならコンパクトのほうがええやんという、そんな実際のところ話は単純じゃなくて、今度はチェーンリングを過ぎて、プーリーに向かう際の、コマ達はどんな思いなのか。

先ほど上側を通ってチェーンリングに引き込まれたコマと、チェーンリングから送り出されたコマは引っ張られている強さが違う。
これを踏まえて次
プーリーに入り、スプロケまで来ると、ここでも、コマとコマの角度が変わる。このスプロケでの角度とチェーンリングの角度それぞれの組み合わせでさらに駆動損失が変わり、インナートップのような、斜めにチェーンが入るような話しが入ってくると、もはや

どのギア比で駆動損失を最小にしたいか?

ということを決めなくてはならない。
さらには、回転させる時のトルクの大小でも、話は変わってくるから、トルクのかかり方の違いよって、駆動損失が最小になる閾値が変わってきそうな気がする。

多分ざっくり行くと、回転型ならコンパクトで回せばいいし、トルク型ならノーマルのほうがいいだろうしという一般的な解になりそうな気がする。

結局のところ、脚質、回転型、トルク型、ペダリングの荒さ等を考えるとすると解は一つではない。
自分の場合は機材変更なくシーズン走れた楕円の52/36-12/25がバランスとれていいんじゃないかなと考えている。

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