2ヶ月ぶりに外を走る。

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久しぶりに外を走った。最後に村井さんと走ったのが2月およそ2ヶ月ぶり、いや3ヶ月経ったのか・・・。

まさかこんな自体に陥ることなど年明け1月に想像していた人はいなかったはずだ。非常事態宣言やテレワーク、人の流れが止まり、金は天下を回らなくなり、経済活動はストップした。自転車なんて外で走ろうものならネットに晒され、見せしめにあう。自宅待機と暇が合わさり人のあら捜しをする人も散見された。

そんなときこそSNSの世界と断絶したかったわけだが、むしろバーチャル空間に入り浸りになる。ただ、それも1つの経験としては良かった。おかげで自宅のローラーだけで5月の積算TSSは3000を超えたし、パフォーマンスも維持できている。

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day 1

そしてやっと土曜日。外に走る日が来た。もちろんまだコロナのワクチンができたわけではないので感染拡大には気をつけねばならない。トレーニングジムはまだ営業ができていないところも多く、もちろん自転車の合同練習などもってのほかだ。

とはいえ、わたしのSTRAVAを見れば誰と走ったかなんてすぐに分かる。同じ時間に集まって、よそよそしく車間距離をあけ、同じ目的地を目指す。異様な光景のようにも見えるが、目に見える範囲に友人が居て、同じ目的地へと走るというだけでも素晴らしい体験だ。

言うなれば、ソーシャルディスタンス走行。あるいみ詰めすぎてもだめだし、ちぎれすぎてもだめだ。ドラフティングも効かない。ただ、同じ方向へ向かうという一体感だけはある。今はそれだけでいい。

堀越峠、デカンショ、美山聖水ポイント、九鬼が坂逆走、美山牛乳、伝説のサンダイコー、嵐山トロッコ、余野へと戻ってくる。今まで何百回と走った同じ道ですらも、見る景色はどれも美しい。風、景色、幅寄せしてくる車すら愛おしい(いや、やっぱやめてくれ)。

人と話しながら走るということは、当たり前だと思っていたがそうじゃない。

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ある峠で何気なく走ったらKOM未遂だった。と、思ったがもう少し早い人が数m先に居たようだ(どこかで見覚えのある名前やな・・・)。ZWIFT効果なのか、新車効果なのかはわからないが後ろについていてもかなり調子が良いことがわかる。普通の移動区間で「異常に」速い。

おそらくなのだが、ここはいわゆる道が悪いガレ場で、一発パンクの穴ぼこや落石物、サンドセクション、水場などをかき分けながら登る必要がある。なのでタイムは良いが、他のライダーよりも出力が低い結果だった。シクロクロス的な感じで無駄なく登ったので正直追い込んだ感じは殆どない。

とはいえ、某氏はかなり調子が良さそう。すでにヤバさが伝わってくる強さ。でも本人はそうでもなさそう。怖い怖い・・・。ただ、久しぶりに大阪の地を某氏と走れたのは嬉しかった。またロング行きたい。

175km程走って帰路へ。あっという間の土曜日だった。

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day 2

雨。

ただ、雨だから走りに行かないということは考えていなかった。どちらかというとレースは雨でも開催される。どちらかといえば、空気圧調整をしたかったというのもある。あとはバイクへの慣れか。普段どおり、走る。雨の日の装備を色々と考えたいというのもあった。

雨の日でしかテストできない機材もある。タイヤの空気圧がそうで、あとは身につけるもの。ファイントラックの水中インナー、OGKのエアロバイザー、ベロトーゼ、イナーメレインジェルは必ず必要。

イナーメレインジェルは、雨予報のレースの週に必ず駆け込み需要で売り切れる。もしくはレース前に間に合わない、、、ということが多かったので常に常備している。

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まぁ、VELOTOZEは鉄板か。これも無いと不便だ。というより履き忘れたのだ。

そして、シクロクロスで鉄板のこれを身に着けていざ出撃。

一人で雨の中を走るのも楽しいもので、伝統の杉尾ルートを走る。猪名川に抜け、カフェマンナ前を通過する。ペダリングを忘れてしまったのでどうにかならんものかと思っていたが後半からよく回るようになった。

こればっかりは、乗り込まないと忘れてしまうのだろう。ローラーと実走ではペダリングの方法も、体の使い方も、踏み方も全く違う。これはよい経験になった。ZWIFTはパワーを出すうまいやり方があるが、実走では全く役に立たないどころか、「本当にまじでバイク進まねー」という新しい感覚が得られた。

これはまとめて記事化しよう。

帰宅して、風呂に入る。なんか生きてる感じがして良い。広島とニセコで雨が降っても大丈夫なように、当面雨でも実走します。もし奇特な方がいらっしゃいましたらぜひ。さて、来週は日本海でもいくか。色々と準備するのが楽しい。

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