ITLABを実際に使っていただいた方の2021年のレースリザルト(6位以内集計)は以下のとおりです。ITLAB55と45の選択の際の参考にしていただけると幸いです。
- アジア記録:エベレスティング8時間37分(井上選手, ITLAB 45)
- 優勝:舞洲タイムトライアル(松木選手, 前輪 ITLAB 55)
- 優勝:広島さくらロードレース(松木選手, ITLAB 55)
- 優勝:播磨中央公園クリテリウム Day2(松木選手, ITLAB 55)
- 優勝:播磨中央公園クリテリウム Day1(松木選手, ITLAB 55)
- 優勝:群馬CSCロードレース9月(池川選手, ITLAB 45)
- 優勝:箱根ヒルクライム2021コースレコード(加藤選手, ITLAB 45)
- 優勝:吉野大峯ヒルクライム(年代別、総合4位 村尾選手, ITLAB45)
- 優勝:富田林 CL1(赤松選手, ITLAB TU プロトタイプ)
- 優勝:加古川CX CL1(赤松選手, ITLAB TU プロトタイプ)
- 2位:全日本選手権ロードレース2021マスターズ(雑賀選手, ITLAB45)
- 2位:美山CX CL1(赤松選手, ITLAB TU プロトタイプ)
- 3位:石川クリテリウム(雑賀選手, ITLAB 45)
- 3位:第1回JBCF播磨中央公園クリテリウム(池川選手, ITLAB 45)
- 3位:東日本ロードクラシック群馬大会Day1(松木選手, ITLAB 55)
- 3位:東日本ロードクラシック群馬大会Day2(松木選手, ITLAB 55)
- 3位:群⾺CSCロードレース6月(池川選手, ITLAB 45)
- 3位:しゅうなんクリテリウムday1(池川選手, ITLAB 45)
- 3位:しゅうなんクリテリウムday2(池川選手, ITLAB 45)
- 4位:全日本選手権ロードレース2021マスターズ(池川選手, ITLAB45)
- 4位:南魚沼クリテリウム(池川選手, ITLAB 45)
- 4位:経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ(池川選手, ITLAB 45)
- 4位:群馬CSCロードレース9月 (池川選手, ITLAB 45)
- 5位:石川クリテリウム(池川選手, ITLAB 45)
- 5位:石川サイクルロードレース(池川選手, ITLAB 45)
- 5位:舞洲クリテリウム(池川選手, ITLAB 45)
- 6位:南魚沼クリテリウム(雑賀選手, ITLAB 45)
- その他:JBCF J-Elite Tour 2021 全戦のネクストイエロージャージ(松木選手, 池川選手)
- リザルト無:開発した人
これらのリザルトを俯瞰してみますと(最後の一行はさておき)、どう考えても「選手が強すぎる」という事に付きます。ホイールはITLABでなくとも上記のリザルトが出ていたと考えれられます。他のホイールであればさらに素晴らしいリザルトだったかもしれません。
したがって、「ITLAB2021年の戦歴」というプロモーションにはもってこいなのですが、ITLABの性能とは切り離して考える必要があると開発サイドは受け止めています。
とはいえ、ITLABをローンチして初年度の成績としてはとても嬉しい限りです。間違えてはいけないのは、ITLABホイールを使ったからといって速くはなりません。選手自身が日々の自己研鑽と、たゆまぬ努力の末に掴んだリザルトだということです。
その場所にたまたまITLABが居合わせたという程度だということです。
ITLABホイールの開発コンセプトは「軽さに速さを」です。45.5mmリムハイトでROVAL CLX50よりも空力性能は-1.9W劣ります。ですが、重量は1,248g(実際はもう少し軽い)というヒルクライムホイールのような軽さを備えています。
各社の性能差が小さくなってきたホイールを使うトップ選手達が、僅かなアドバンテージを稼げるように開発されました。UCI(国際自転車競技連合)の承認も得ました。
大変ありがたいことに、ITLAB45は売り切れました。本当にありがとうございました。2022年用は世界的な部品供給不足を鑑みて3セットだけ選手用に製造します。国内ハンドビルドは今後も継続し、値段も据え置きします。
現在3本のITLABが残っていますが売り先は決まっていません。(新品)ITLAB 55(チタン x DT180EXP)、(新品)ITLAB 55(CX-RAY x DT180EXP)、(中古)ITLABプロトタイプ50mm(VC VELOCEチームスペアホイール)知り合いの方か、レース会場で直接お会いしたことある方、チーム員と知り合いの方は何かしらの方法で連絡いただれば、お譲りできるかもしれません。
1シーズンありがとうございました。