Coupe du Japon 京都湯船Stage XCO 総合3位 MM40 優勝

スポンサーリンク

台風一過で気温が上がった。photo:ari hiro

Coupe du Japon ゆぶねステージMMに出場。お盆の最終日で暑さとの戦いになったレースだった。

ゆぶねのコースは2025年のワールドマスターゲームスの開催地にもなっている。前日のスーパーマスターと、CJMMカテゴリもロングコースで行われた。

土曜日は台風の影響で最近では珍しいほど涼しく走りやすい状況だったが、日曜日はうって変わって朝から暑さと湿度が高くなり、厳しいコンディションに変わった。

レースの周回数は3周と少ない。しかし、暑さのため毎周するごとに体力が削られていき、ラップタイムも崩れやすい。さらに激坂区間も長いために序盤飛ばし過ぎず、抑え気味で一定のペースでラップを刻めるように注意し、無理なく走り切ることを優先した。

スポンサーリンク

コースレイアウト

MMもELITEも前日に行われたマスターシリーズと同じフルコースが使用された。前回のコースから激坂シングルトラックが延長されて難易度が増していた。後半に激坂登りが組み込まれ、よりフィジカルとテクニックが要求されるレースになった。

抜きどころは多く、ホームストレート、セクションのつなぎ区間、じゃり道など。

photo:ari hiro

前半のシングルトラックは登り返しがややこしいが、丁寧に走れはそれほどミスすることもない。シングルトラックの下りは乾いた砂が多く滑りやすかった。のゞ字返しは砂利が浮いているためトラクションを正しくかけないと滑る。砂利道を抜けると登り区間はいる。

序盤の登りはそれほどでもないが、新しく追加された登り区間が2つのラインに分かれていた。両方試して、ミスしないほうを選んだ。スピードがどちらも同じくらいで1秒も差がつかないため、ミスが少ないほうを選ぶほうがいい。

photo:ari hiro

そのあとは直登してひたすら登っていく。一度足をついてしまうと、徒歩で登らねばならないため大幅なタイムロスになる。ひたすらバランスをとりながら登り切った。下りはシングルトラックで鋭角なカーブが続く。コーステープが狭いが丁寧に下ることを心がけた。

前日開催のマスターカテゴリも、全く同じコースを使用していたため参加しようと思っていたが2人の子守をする必要があり断念した。しかし、土曜日に出場したオーガさんが子供たちの面倒を見てくださるということで、前日に試走できたことは大きかった。

オーガさんにたべっ子動物の賄賂で買収される子どもたち

子供たちも遊んでもらえて楽しそうだった。オーガさん子供たちを見ていただいてありがとうございます!

スポンサーリンク

CJMM総合3位、年代別優勝

photo:ari hiro

CJに参戦し始めたときは最後尾スタートで大変だったけど、着実にレースを積み重ねてスタートは5番目最前列に。この位置だと良い番手でシングルトラックに入れる。レースは、2枚も3枚も上手の岡本さんと小林さんにどれだけ離されないかがキモになると考えていた。

岡本さんに前日と同じコースで何分台だったのか聞くと12分台をコンスタントに出していたとのこと。ただ、土曜日は抑えぎみで12分台だったので実際のレースでは11分台かなという話だった。

  1. 13:14
  2. 14:00
  3. 14:23

photo:ari hiro

レースは3周しかないが、私のラップタイム想定が14分前後なので40分ほどのレースになる。ただ、ワンミスで一気にタイムが落ちるので丁寧に走ることを心がけた。

スタート前に、氷を頂いて首に仕込んでからスタートした。いつもありがとうございます!

photo:ari hiro

スタート位置は左側から。スタートループは3番手で入る。初めの登り区間で岡本さん、小林さん、私の順番で入る。お二人とも全日本チャンピオンで格上なのはわかっているけど、あわよくば小林さんに食らいついていきたいところ。走りも上手いし逆に良いラインも走れると思っていたがそう甘くはなかった。

ハエが止まる遅さw photo:ari hiro

序盤の下り区間で私のスピードが遅すぎて後ろが詰まる・・・。小林さんとはどんどん離れて行く。登り区間でいったん追いついたものの、やはり下りで離される。この登りのアドバンテージを下りで帳消しにしてしまうのをどうにかしたい。

下り下手くそすぎw photo:ari hiro

フライオーバー区間からの下りもうまく処理できず、20秒以上離されていく感じだった。とはいえ、ミスをしてしまったら一気にタイムロスになるため、登り区間に備えて7割ほどのペースで走ることにした。

新しく追加された激坂の登り区間は、直登すればよいだけなのでなんとか登れたが、トラクションコントールができないと滑って走れない。危なそうになったら木をつかみながら登っていく。シクロクロスでも杭をつかみながらターンするが、そのスキルが生きた。

photo:ari hiro

右ルートから左に合流するところでミスって1回足着いたけどね!

空気圧は1.2Bar, 1.28Barだったが岡本さんは65kgで1.1barだったというので、確かに今回のコースならもう少し下げてもよかったのかもしれない。

岡本チャンプのバイクチェック。 photo:ari hiro

登り切ったら下るだけなのだが、一か所だけ左ハンドルに木が当たりそうな場所があった。はじかれると簡単に転ぶので注意しながら走った。

試走の時点で危惧していたことは、台風が過ぎたことによる暑さだった。前日は昼の試走でも走りやすかったが、日曜日は打って変わって暑さが厳しい。確実に消耗するだろうと思って、かけ水を毎周回とった。氷をかけるとめちゃくちゃ涼しくなって生き返る。

本当にいつもありがとうございます・・・!Photo:AriHiro

いつも掛水下さる方々本当にありがとうございます!

2周目はやや踏みながら走ったが、13分台は出せず14分フラットだった。3周目は追い込んで走ったが、スタート位置から直線区間を過ぎて登っていく途中で溝に落ちてワンミス、激坂区間も1回足をついて、ペダルキャッチで止まってしまい合計20秒程ロスした。

どうにか13分台で回りたかったが、結局ノーミスで走れても14分フラットが良いところだった。登りはよいが、下りが絶望的に遅すぎる。

photo:ari hiro

反省としては、暑さでダレたくなかった意識が働いたこと、後半の登りに備えるため抑え気味に走ってしまったことがあげられる。結局登りしか追い込めなかった。レース中の平均心拍も150bpmほどで、普段の180bpmから考えるとかなり低めだった。

追い込みが足りません。 photo:ari hiro

上位の選手についてく為には、さらに追い込んで走らないと話にならない。今の実力を考えても勝てないにせよ、タイム差をもっと縮めていきたいところ。できればシクロクロスのように上手い人とパックで走りたい。これが一番上手くなれし、速く走れる。

photo:ari hiro

総じて、保守的で攻めた走りができなかった。次回の白馬岩岳では良い走りをしたい。暑さでやられるかと思っていたが、フィードゾーンで補給や掛水を受け取りなんとか走りきれた。フィードゾーンで助けてくだり本当にありがとうございました。

スポンサーリンク

次回は白馬岩岳へ

超絶早いおじさんたちw photo:ari hiro

次回のレースはめちゃくちゃ楽しみだ。

第2の故郷である白馬岩岳での開催。10年ほど冬の間は岩岳に住んでいて、岩岳スキースクールでインストラクターをしていた。全日本スキー連盟の指導員だった時期があったのだけど、白馬の宿は超お世話になったスキースクールの校長先生の宿にお邪魔することにした。

ご飯がおいしいので、いまから伺うのが楽しみすぎる・・・。

スキーはアルペンの大回転(GS)メインで、SAJ指導員、SAJ C級検定員、SAJクラウンプライズを保有しているけど、当然いまは昔ほど滑れない。昔、夏の岩岳はゆり園だけで訪れる人もすくなかったんだけど、いまは開発が進んでNHKに出るほど一大観光地になっているそうで。

次回の白馬はお世話になった人に会うのが楽しみ。お盆期間は毎日乗り込めたし、次回も確実に表彰台に乗れるようにレース当日まで調整していこうと思う。

マウンテンバイクの基本が分かる本(ヤエスメディアムック827)
CYCLE SPORTS編集部(編集)
¥3,080 (コレクター商品)
Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

広告ブロックが検出されました。

IT技術者ロードバイクをご覧いただきありがとうございます。
皆さまに広告を表示していただくことでブログを運営しています。

広告ブロックで当サイトを無効にして頂き、
以下のボタンから更新をお願い致します。