今月の自転車雑誌に載っているパイオニアペダリングモニターの記事について

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私のところに、報告してくれなくても毎号見ているが、なんというかありがとうございます。ブリッツェンやベルキンを除いて自由に書ける個人として、また無理難題をクリアして行くメカニックがいる事は心強い。

データとって、気になるパワータップとのデーター比較、楕円リングを使った時のデータ、乗鞍での温度差のデータ、楕円による特性の現れ方、やれることはやり尽くしたかのように思われるが、センサー部の検証はこの冬場が本番だと思っている。

雑誌を読みつつ、パイオニアペダリングモニターに関する私の考えを。

■そもそも違う雑誌とBLOG
雑誌の記事どう思いますか?と言われてもブログと違ってかけることと、書けないことがある。根本的にブログと雑誌では媒体が違うし発行部数も違う。過去のデーターではあるが、サイスポ20万部、バイクラ12万部、ファンライド12万部、言葉の制約は雑誌の方が多い。ただ、適当なデーターは載せられないし、エビデンスも信頼できる開発側の取材もされているのでその辺はお金を払って買うだけの価値のある文章だと思う。

ちなみに、好きなライターさんは浅野さん。
なぜなら実業団のレースを走る数少ないライターさんだからだ。
JPTを除けばおそらく一番過酷な条件下で、様々なところを走り、練習もしなくてはならない。熊野3dayの走りもロマンがあった。

■トリガー
一つ言われてなんというか嬉しいのは、実際に色んなところに遠征や走りに行くと、「ブログを見てパイオニア買うことにしました」と言われると嬉しい。購買のきっかけが当ブログという事で、少しながら国内の経済に貢献できていることは嬉しい。

雑誌を読んでいて思うのは雑誌のパイオニアの開発者側の方々の話も非常に興味がある一方、パイオニアペダリングモニターをインプレッションするライターの方がどんなことを書くのか凄く興味がある。そして何を書いてくるのかが非常に興味のそそるところだ。むしろ前向きな意見よりも、全方向において死角のないこのメーターをどのように評価するのか。

■なぜ取り上げられていないのか不思議
ひとつ、未だに「あまり大きな機能として取り上げられていない」話がある。

「気温変化による自動補正」

この部分は、公式ホームページにも、雑誌にもあまり書かれないが
パワーメータエバンジェリストとしては(勝手に言ってます)

取り上げて欲しいのはこの点だ。
むしろ開発者さん側とお会いしたらお話したいことが山ほどある。
いろいろなことを教わりたい。

■今後考えていること、やってほしいこと
自身で3000Km以上、実業団のレースから、標高差があるレース、チーム練習でのローテ中のペダリング解析、家の固定ローラーで使えたことは大きい。なぜなら150Km程度乗っただけではさっぱり理解できないほど高度な装置だからだ。
その辺についても別の機会で触れる。

冬場の測定精度についてだが、精度に関しても互いに何かしらの指針をもってして算出された値であるから、パワーメーターとパワーメーターの測定値を並べてどうこう言うのはナンセンスだという事は以前から言ってきた。

しかし、パワーメーターとしてパワータップは冬場の測定で非常に安定した値を示しておりひずみゲージの弱点である温度差による特性の変化が特に見られない。パイオニアで残された実験は冬場の低温下でのデータを取ることだ。

唯一パイオニアペダリングモニターのサイコン側で早急に追加する必要のある機能がある。

「地点自動ラップ機能」

ガーミンでは通常搭載されている本機能。クリテリウムや周回練習の時にゴールに戻ってくると自動的にラップされるあの機能だ。実業団のレースは同じところの周回が多いから必ず必要。

アップデートで追加されることを期待している。その辺は対応早そうなので心配していない。
なお、実際使ってみると冬も狂わなさそうだなと直感的に思っているが、今データを取るために絶好の季節が来たと思う。

■すこしお知らせ
膨大なデーターがあるのだが今整理しているところだ。

そして、それを公開する場が今度ある。
導入から、使い方、はたまた各種パワーメーターとの比較。3000km乗った持てるデーターは全てだそうかと。

追ってお知らせします。

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