ROTORが新型パワーメーター2INPowerを発表!

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ROTORが新型のパワーメーターを発表した。ROTOR 2INpowerだ。現在開催中の台北ショーでお披露目されたパワーメーターは、現在発売されている片側センサーのINpowerからアップデートされ、左右計測ができるタイプになる。

昨今のパワーメーターはStagesに代表される片側計測がタイプが多かった。しかし、ここに来て両方で測定する基本に戻っている。この2INpowerのプロトタイプは、1月のツアー・ダウンでディメンションデータのバイク上で発見されている。今回の製品はそれと同様になる。

2INpowerの仕組みは、シャフト内のセンサー(Inpower)とアーム部のセンサーで各脚に個別に出力を測定する。ペダリング効率やパワーバランスに関する出力データを測定する。この製品名が示す通り、クランク軸内部の測定型INpowerから進化した。

2INpowerの新しい機能としてBluetoothでのスマートフォン連携や、内蔵型充電式電池を備えている。他社は使い捨ての電池を採用する中いよいよ充電式電池内臓のパワーメーターが登場してきた。

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2INpowerの仕様

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2INpowerの無線方式として、Ant+とBluetoothが採用されている。充電方式はリチウムイオン電池を用いたUSBケーブル接続タイプだ。 送信されるデータは、両足のパワー、ケイデンス、バランス、トルク効果、およびペダル平滑性を計測できる。

対応するクランクアーム長は165、170、172.5、175mmが発売予定。重要は645グラム(172.5mm)となっている。海外での2INpowerの発売は4月予定で価格は1499ユーロだ。

左右測定は今更感が有るが、構造としては斬新なクランク軸とクランクアーム内にセンサーを配置した稀なパワーメーターだ。サイクリストが待ち望んでいた充電式を採用しており、電池交換も不要でランニングコストも一切かからない。

ただ重要なのはその駆動時間であり、不意な電池切れの対応に不安が残る。ROTORが台北ショーで新型のパワーメーターを発売したが、そろそろ他のメーカーがどのように追従してくるのか、動向も気になるところだ。

by カエレバ

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