アルテグラ6770Di2を11速化するには

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アルテグラ6870Di2

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Ultegra6870Di2について

Ultegra Di2は買いだ。ワイヤー式から電動式に変えるまではかなり悩んだ。正確無比に決まった量と、決まった力で動く電動式。ワイヤーのそれとは異なる。だから、これほどまでにストレスフリーなのである。

そのアルテグラ6870Di2について探る。

実業団レースで電動Di2を使う

先日の実業団の広島。広島中央林間公園内で開催された経済産業大臣旗はテクニカルなコース。そこで1つわかったことがある。前回のワイヤー式(6700)と比べ、格段に楽になったのだ。

何が楽になったのか。具体的なレース中のタイミングで言うと、最終周の命からがら三段坂を越え、下りを迎えるまでのタイミングだ。ポチッと押すだけでFDがスルスルと上がる。その分だけ気絶しそうな中でのアドバンテージとなる。

アウターでいけよ、と言われればそれまでだ。しかし、アウターとハイギアの組み合わせから、トップギアまで持って行く時間を比較する。中間のギアぐらいで回してFDに入れてすぐさま下りにはいる方が、操作時間が短い事に気づく。

本体のの重量について

電動式は重たいと思われている。しかしそれはちがうので良く確認しよう。Ultegra6770で160g程、9000と9070に至ってはトータルで見るとワイヤーなどが無いために9070の方が軽く作られている。

”電動イコール重たい”という考えはパーツ単体を見ている限りわからない。トータルの総重量を感慨した場合逆転しているのだ。電動にした場合の恩恵は他にもある。自転車の重心がより低重心になり、STIが軽量化され、バッテリーはBB近くにくる。

したがって低重心化される。メリットは自転車において低重心は特に安定性の面から歓迎される。前置きが長くなったが、本題のUltegra 6770 Di2の11速化についての話題。

6770はリアメカの交換で11速になる

Ultegra6770Di2を11SするにはUltegra6870Di2もしくは、Dura-Ace9070のリアディレイラーに交換する。それで11速になるお手軽なシステムだ。7970と事なり、6770の仕組みはいわば9070の仕組みと同様だ。むしろ9070が6770の仕組みを踏襲しているようにも見える。
11速化と同様に気になるが、多段変速について。多段変速は、カンパのワイヤー式、電動式で実現されているがシマノでは実装されていない機構だ。急に斜度が変わったり、一気に下りに来て、予想外にギアが軽くなる、といった場合の多段は魅力的だ。

シマノの多段化変速はSTIボタン長押しによって可能だ。その他にも左右STIで自由に好きな方のFD,RDの操作可能。スイッチは自由にUp,Down割り当て可となっている。

シートポスト内臓バッテリーSM-BTR2について

これは正式に6770Di2で使えるという資料がある。使えるには越した事がないが、シートポストに内蔵したら充電はいちいちシートポストを外さなきゃならないのだろうか?そこは世界のシマノはしっかり考えている。

SM-EW90というステムに取り付ける部品から充電ポートが出ておりそこから充電する。現行の6770のバッテリー残量を測る調整用スイッチも使える。バッテリー忘れも無くなる。何より見た目がいい。

これら6770Di2の11速化はリアディレイラーを6870に交換することで対応可能だ。そしてシートポスト内蔵バッテリーも使用可能となる。

しかし、良くなる一方で、合宿などに行って「電池が無い!」となった場合や、狭い部屋に自転車全部持ち込まないと充電できず、ひんしゅくをかう場合もありうる。よって電動コンポの取り扱いにはこまめな充電が必要なので、要注意である。

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